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クラシコ敗北のバルサ・シャビ監督に対してマドリード紙は「犯したミス」を指摘! 地元紙が評価した唯一のポイントは?

THE DIGEST編集部

2022.10.18

 マドリードのスポーツ紙『MARCA』などは、バルサの指揮官として就任50試合目を迎えたシャビが、この時点での成績において、過去7人の監督と比較して最も悪いと紹介。彼の残した勝敗記録が28勝11分け11敗であるのに対し、フランク・ライカールトが28勝12分け10敗と最も近く、逆に最初の50試合で最も良い成績を上げたのは、ルイス・エンリケ(現スペイン代表監督)の42勝3分け5敗だという。
 
 2番目はジョセップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ)とヘラルド“タタ”・マルティノ(メキシコ代表)で37勝8分け5敗、続いて故ティト・ビラノバ(36勝8分け6敗)、現在はアスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ(36勝11分け3敗)、そしてシャビの前任であるロナルド・クーマンの33勝7分け10敗となっている。

 こうした悪しきデータを生み出してしまった今回のクラシコの戦い方についても、多くのメディアが疑問符をつけており、『MARCA』は「シャビのミス」と題した記事で、「ここ数試合で明らかな衰えの兆しを示しているセルヒオ・ブスケッツにこだわったこと」「ガビ(60分にブスケッツと交代)の不在」「効果的ではなかったウスマンヌ・デンベレとラフィーニャへの盲目的な信頼」「敵陣に再三侵入した左SBのアレハンドロ・バルデから、チームを改善できなかったジョルディ・アルバへの交代」と、4つのポイントを指摘した。

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も、バルサについてはネガティブな記事が多く、あるいは後半に競り合いでレバンドフスキがダビド・アラバに手で顔をヒットされた場面でPKが与えられなかったことへの不満や疑問、またこの件についてバルサのジョアン・ラポルタ会長が審判控室に乗り込んで説明を求めたことを報じている。

 そんな中で、唯一のポジティブな点として、「ガビ、ファティ、フェランの交代出場によって、バルサが激しさと攻撃性を増し、緩んだマドリーから1点を奪った」ことを挙げ、エリック・ガルシアのファウルによってダメ押しPKを与えるまで「ベルナベウを怖がらせた」と評価。逆に、この交代の前のバルサを「マドリーとのクラシコにおいて、ほとんど存在しないに等しかった」と酷評した。

構成●THE DIGEST編集部
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