『SCOTTISH DAILY EXPRESS』紙では、「10」点満点のアバダ、「９」の旗手、「８」のマット・オライリーに続くチーム４番目タイの「７」で、寸評は「生き生きとしているように感じられたが、完全なお膳立てと見えた２つのビッグチャンスを得点に変えることができなかった。ハットトリックのチャンスもあったことで、彼は悔いを残しただろうが、残り15分のところでポストのはね返りを詰めて、最終的には報われた」と、厳しめだった。
  　グラスゴーの地元メディア『Glasgow Live』は２番目タイの「７」で、「６ヤード以内の距離で明らかなチャンスを逃し、ペナルティエリアの外から素晴らしい努力でシュートを放つも、クロスバーを叩いた。彼には何も変化が起こらないように見えたが、こぼれ球を詰めて自信を高めた」と、こちらも逸機に言及しながら、最終的に結果を出したことを評価している。

　一方、『Glasgow World』も「前半はコンスタントに相手ゴールを脅かしたように見えるが、本来ならハットトリックを簡単に達成できたと感じられるチャンスを活かせなかった。しかし、最終的にゴールを奪ったことは、彼に自信を与えるだろう」と綴り、こちらも「７」と及第点以上の採点となった。

　最後に、スコットランドのサッカー専門サイト『footballscotland』は、先発メンバーの中では最低タイの「６」を与え、ゴール場面については「彼の相手DFから隠れる動きは印象的だった」と評価しながら、「27歳のFWの能力に疑いの余地はないが、現時点での彼は自信を欠いているようだ」「ギオルゴス・ギアクマキスの好調さを考えると、ポステコグルー監督とっては誰を前線で起用するかが頭痛の種になる」と指摘している。

　同メディアは、22日の国内リーグ・ハーツ戦ではこのギリシャ人FWがスタメン入りすると予想したが、苦しみながらも結果を残した古橋がこの先、再び上昇曲線を描き、ゴールを継続して生み出すことができるか、その起用方法とともに要注目である。

構成●THE DIGEST編集部
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