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海外サッカー

W杯を目前になぜ? 衝撃の“爆弾”を投下したC・ロナウドは37歳でサッカー界の「オワコン」と化していくのか【現地発】

松澤浩三

2022.11.17

テン・ハーフ監督(中央右)を「リスペクトはしない」と語ったC・ロナウド(中央左)。両者の関係性が冷え切っているのは、想像に難くない。(C)Getty Images

テン・ハーフ監督(中央右)を「リスペクトはしない」と語ったC・ロナウド(中央左)。両者の関係性が冷え切っているのは、想像に難くない。(C)Getty Images

 無論、今回の行動に対して英国内では批判的な見方が多い。そもそも、今季のポルトガル代表FWのプレー時間が少ない理由についても、大方が「出場に値するパフォーマンスをしていない」というものばかりだった。マンチェスター・Uのサポーターからもそういった声が多く聞かれ、同様にマスコミや識者のなかでも、ここまでのところはネガティブな声が圧倒的に目立っている。

 高級紙『Guardian』でサッカーのマンチェスター番を務めるジェイミー・ジャクソン記者もその一人で、「最大の問題はロナウドがもうすでに以前と同じ選手ではないところ」と言う。「彼は以前のロナウドではない。単純にスポーツ的な(実力の)部分で、出場時間が制限されているだけ」とバッサリ切っている。
 
 騒動の余波が広がり続けていた14日の夜には、英公共放送『BBC』のラジオ番組「The Monday Night Club」に出演した元イングランド代表FWで、現在は解説者であるクリス・サットン氏が、アーセナル・ファンとしても知られるモーガン氏が冗談交じりにC・ロナウドを北ロンドンのクラブへ勧誘したのを見て、「(ピエール=エメリク)オーバメヤンを放出できた(ミケル)アルテタ監督が、わざわざロッカールームに問題案件を持ってくるわけがない」と一刀両断。そして次のように続けた。

「選手がハイパフォーマンスをしてくれなければ、監督はその選手を起用できない。ロナウドのこれまでのキャリアは素晴らしいのは確かだ。しかし、そんな彼でも、良いパフォーマンスをしなければチーム内に居場所はないんだ」

「テン・ハーフ監督にとって、最重要なのは勝つこと。今季序盤に、チームは苦しんでいたし、指揮官もプレッシャーを感じていたはずだ。だけど最近は、徐々にだが、チームのパフォーマンスも向上し、結果も出てきている。今回のインタビューはまるで不要で、彼の残してきたレガシーまで壊すものだ。ロナウドはテン・ハーフ監督のチーム、そしてユナイテッドに戻る橋を焼き払った」
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