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海外サッカー

「魂も気構えもなくW杯史上最悪の敗北」7失点大敗のコスタリカ代表に母国メディアは辛辣批判! 日本戦へ指揮官は「うまくやれる」

THE DIGEST編集部

2022.11.25

 後半からピッチに立ったDFのケンダル・ワストンは、「これは、我々が期待したものでも、望んでいたものではなかった。まさに致命的であり、このような痛ましいスコアの後、我々は次の試合(日本戦)に向けて立ち上がらなければならない」と心情を吐露。ルイス・フェルナンド・スアレス監督も、以下のようにコメントを残している(アメリカの通信社『AP』より)。
 
「本来あるべき形でボールを保持できず、相手にずっとボールを持たれることになり、我々がパスを3、4本と繋ぐことはなかった。我々は物事をうまくやろうというメンタリティーを持ち、ここまでよく準備したが、悪い夜となってしまった。試合に適応するために多くの方法を試みたが、最初からうまくいかなかった。この結果は我々に大きな打撃を与えたが、まだ残り2試合があるので、最大限に力を出し切ってプレーしたい」

 また、ストライカーのアンソニー・コントレラスは、「ピッチ上で何が起こったのか説明できない。悲惨な試合だった。我々は勝つためにここに来たのに……。ここで起こったことに対しては、我々は責任を負わなければならない」と反省の弁を述べた。

 当初は11月17日にイラクとテストマッチを行なう予定だったが、パスポートの問題で同国への入国を諦め、最終調整なしに本番を迎えることになったコスタリカ。頼みの守護神ケイラー・ナバスも所属するパリ・サンジェルマンでジャンルイジ・ドンナルンマの控えとして今年6月からピッチに立っていない状態であり、チームとして万全でないまま、強敵と対峙した結果、このような大敗を喫する羽目となってしまったようだ。

 母国メディアは、悲惨なスタートを切った代表チームに辛辣な言葉を浴びせており、日刊紙『LA REPUBLICA』は「コスタリカは魂も気構えもなく、W杯史上最悪の敗北を喫した」、『LA NACION』紙は「ナバスはスペインで嘲笑の対象になった」「スアレス(監督)よ、笑っている場合か、これは深刻な状況だ」と、厳しい見出しが並んだ。
 
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