しかしながら、休暇の問題で物議を醸しているのは、日本だけではなさそうだ。前出のバイウォーター記者は昨年、英国のウェンブリーで行なわれたEURO2020(コロナ禍で1年延期となって開催)の準決勝を観戦するために「病欠」したイギリス人女性が解雇されたことにも触れた。ニーナ・ファルーキさんは、同点ゴールを喜ぶ姿がテレビに映し出され、観客の中にいるのが発見された。この喜びの瞬間はソーシャルメディアでも取り上げられ、彼女の上司の目に留まり、彼女が嘘をついて休みを取得したため、会社側は雇用を打ち切らざるを得なかったという。
来年はニュージーランドでも女子W杯が開催されることもあり、「(休暇の)“延長戦”を考えるニュージーランドの人々は上司にどう伝えるか慎重に考えなければいけない」と同記者。万国サッカーファンの頭を悩ませる休暇問題だが、今回、日本の企業が見せた粋な計らいが、世界中の企業に少なからぬ影響を与えたのだけは確かだろう。
構成●THE DIGEST編集部
FIFAの“粋な計らい”にファンほっこり!日本人サポーターが上司に感謝のメッセージ!「2週間の休暇をありがとう」【W杯】
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