このブラジル人の前に立ちはだかったスイスのGKヤン・ゾマーが７位で、「カメルーン戦で５つのセーブを披露した守護神は、最終的にカゼミーロの思わぬシュートで打ち負かされたが、ブラジル戦でも４セーブを記録した」。続く６位は、「世界最大の舞台で輝きを放ち続けている」コディ・ガクポ（オランダ）。「2014年ブラジル大会のメンフィス・デパイに続いて、W杯初戦から２試合連続でゴールを決めた２人目のオランダ人となった」と綴られたが、後に３戦目のカタール戦でも決めて、３戦連発の新記録を樹立している。
  　５位はアレックス・サンドロ（ブラジル）。「セレソン」の堅実な左SBが、「スイス戦で全選手中最多となる 11 回のデュエルで勝利。さらに７度のタックルを試みており、これは２位の選手を４度も上回った」として、「優れたディフェンスショー」と同メディアから称賛された。

　続く４位は、決勝トーナメント進出を決めたウルグアイ戦で２ゴールを決めたポルトガルのブルーノ・フェルナンデスで、このマンチェスター・ユナイテッドのMFは今年、代表では11試合出場で７得点と、エースのクリスチアーノ・ロナウド（３点）を倍以上も上回っており、同メディアは「ロナウドの“代理”というタグを捨て去ろうとしているようだ」と綴っている。

　いよいよベスト３。まず３位は、スリリングな展開となったガーナ戦で２ゴールを決めた韓国のチョ・ギュソンだ。「24 歳のFWは、W杯の１試合複数得点を決めた最初の韓国選手となった他、１試合で２度のヘディングによるゴールを記録した最初のアジア選手となった」と、同メディアは紹介した。

　２位はポーランドの守護神ヴォイチェフ・シュチェスニーで、サウジアラビア戦では重要なPKストップで初勝利に大貢献。同メディアによれば、この試合ではこの攻守を含めて５つのセーブを披露した。初戦のメキシコ戦ではスコアレスドローと、ここまで失点を許していない。