そして、最後に１位に輝いたのは、１節終了時のランキング同様、フランスの若きエース、エムバペだ。「パリ・サンジェルマンのFWはデンマーク戦、ほぼ独力でフランスに２対１の勝利をもたらした。これで、ジネディーヌ・ジダンと並んで代表31ゴールを記録し、レ・ブルーの歴代得点ランキング７位に浮上した」と、その飛び抜けたパフォーマンスを称賛した同メディアは、以下のようにも記した。
  「エムバペは、今大会におけるシュート数（13回）、ペナルティエリア内でのシュート数（11回）、ゴール期待値（2.3xG）、ペナルティエリア内でのボールタッチ数（29回）という項目の全てで首位に立った。彼はまた、チームメイトのために５つのチャンスを作っている」

　その他にも、同メディアは「エムバペが輝かしい攻撃を繰り広げると、他の選手がいかに好パフォーマンスを発揮しても印象は薄れてしまう」「彼を止められない限り、フランスはタイトルを保持することに自信を持っている」と、この23歳が現時点で抜きん出た存在であることを示している。恐るべき神童の勢い、果たしてどこまで持続されるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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