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海外サッカー

メッシに続きロナウドも「代表キャリア続行の意向」と母国メディア、モドリッチも「残りたい」 W杯後も偉人たちは代表引退せず!?

THE DIGEST編集部

2022.12.20

 かつてはW杯が向こう4年間のサッカー界の方向性を決めるといわれたものだが、現在はクラブの影響力が強まったとはいえ、メッシが代表チームでも引き続きトレンドの先端としての役割を担うことは、多くのサッカーファンからも歓迎されるだろう。去就に関しての、今後の正式な声明を待ちたいところだ。
 また、メッシといえば、これまでサッカー界の2大スターとして獲得タイトル数を争ってきたクリスチアーノ・ロナウドの代表における去就も気になるところだ。今大会は自身の発言が原因で所属するマンチェスター・ユナイテッドから契約を解除され、無所属で5回目のW杯に臨み、ガーナ戦ではPKを決めて前人未到の5大会連続得点を達成したものの、以降は不発に終わり、ノックアウトステージではスタメンから外されるなど、凋落ぶりが顕著となり、メッシとは明らかな明暗を分けることとなった。

 ゆえに37歳のポルトガル人にとっては、これが最後の国際舞台になるという見方が強いが、ポルトガルの『CM Journal』は、彼が代表チームでのキャリアを続行する意向であると報道。サウジアラビアから巨額のオファーを受けるも、現在は古巣レアル・マドリーの練習場でトレーニングを開始しているロナウドは、無類の負けず嫌いであり、あのような引き際は受け入れられないということか。

 スポーツ専門放送局『talkSPORT』は、フェルナンド・サントス監督の退任によって、現ローマ監督であるジョゼ・モウリーニョが次期代表監督に登用される可能性を示唆し、この名将とロナウドのマドリー時代からの関係の強さから、新たなタッグを組み、EURO2024に挑戦することになるかもしれないと報じた。

 また、今大会で印象的な活躍を披露した大ベテランのひとりには、クロアチアの3位入賞に大貢献したルカ・モドリッチがいる。前回準優勝の原動力であり、2018年のバロンドール受賞者となった彼は、技術と戦術眼だけでなく、37歳の年齢を感じさせない精力的な動きでも見る者に感銘を与えた。そんな彼は、まだ燃え尽きておらず、「代表チームに残りたい」と希望を明かしている。

「UEFAネーションズ・リーグの決勝トーナメントが2023年夏にあるので、少なくともそこまではプレーしたい。その後のことは分からないが、自分が代表にクオリティーを加えられ、チームの一員としてプレーし続けられる限りは、代表でのキャリアを続けたい。代表チームでプレーすることは、人生最大の誇りであり、引退の決断をすることは簡単ではない」

 前述のベッケンバウアーやデル・ピエロは、最後のW杯から2年後のEUROを代表チームでの最後の大舞台としたが、現在の偉人たちはどこまでその健在ぶりを示してくれるだろうか。新たな若いスター候補たちが次々に出現する中での、大ベテランたちの偉大な挑戦にも注目したいところだ。

構成●THE DIGEST編集部
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