もうひとつは、これは冒頭でも触れた頭脳に通じる面でもあるのだが、修正力の高さだ。
先月14日に行なわれたリバプール戦(プレミアリーグ第20節)で得点機を活かせなかった三笘は、翌週のレスター戦で左からのカットインした同じような場面から豪快にシュートを叩き込んだ。
「けっこう“深さを取って”、余裕があったんで。力が抜けたというのもありました。逆に深くなりすぎた分、リラックスできた。横に運ぼうとしたんですけど、前までの形は横に運んで、余裕がありすぎる分、少し力が入っていた。今回は深くなったぶん、逆にリラックスできていた、という感じですね」
独特の言い回しだが、本人いわく、リバプール戦ではゴールに近づきすぎようとしたために、ディフェンダーとの距離も近くなってしまい、ゴールを決めようと力んでしまったという。しかし、レスター戦では一度ゴールに近づいたものの、意識的にゴールから距離を取るように戻り、ディフェンダーからも離れられたために、余裕を持ってフィニッシュまで行けたというわけである。
他にも、昨年12月31日のアーセナル戦では前半こそ完全に沈黙したものの、後半にゴールを奪う活躍を見せた三笘は、今月4日のボーンマス戦でも試合終了間際に決勝点を奪取するなど、前後半でしっかりと結果に対してアジャストできる選手なのである。
そして、おそらく最重要であり、本人も分かっているであろう活躍の秘訣がある。それは、ブライトンというチームだ。さらに言えば、グラハム・ポッター前監督(現チェルシー指揮官)からロベルト・デ・ゼルビ監督への交代も、三笘にとってはプラスに働いた。
好パフォーマンスを残した試合後、個人的な確固たる自信を覗かせる一方、三笘は重ね重ね強調するのが、「このチームで好プレーができなかったら、他のチームではできない」という点だ。
「ブライトンがうまく後ろでビルドアップできてるんで、前で力を使えてるってところで長所が活きています。これだけうまく後ろでビルドアップできるチームもなかなか世界ではない。そういったところでは、このチームではできても、他のチームでできなかったら意味ないんで。代表でもそうですし、もっと負荷がかかった状態でできないといけないんで、ここでやるのは当たり前ぐらいのとこでやっていかないといけないと思っています」
先月14日に行なわれたリバプール戦(プレミアリーグ第20節)で得点機を活かせなかった三笘は、翌週のレスター戦で左からのカットインした同じような場面から豪快にシュートを叩き込んだ。
「けっこう“深さを取って”、余裕があったんで。力が抜けたというのもありました。逆に深くなりすぎた分、リラックスできた。横に運ぼうとしたんですけど、前までの形は横に運んで、余裕がありすぎる分、少し力が入っていた。今回は深くなったぶん、逆にリラックスできていた、という感じですね」
独特の言い回しだが、本人いわく、リバプール戦ではゴールに近づきすぎようとしたために、ディフェンダーとの距離も近くなってしまい、ゴールを決めようと力んでしまったという。しかし、レスター戦では一度ゴールに近づいたものの、意識的にゴールから距離を取るように戻り、ディフェンダーからも離れられたために、余裕を持ってフィニッシュまで行けたというわけである。
他にも、昨年12月31日のアーセナル戦では前半こそ完全に沈黙したものの、後半にゴールを奪う活躍を見せた三笘は、今月4日のボーンマス戦でも試合終了間際に決勝点を奪取するなど、前後半でしっかりと結果に対してアジャストできる選手なのである。
そして、おそらく最重要であり、本人も分かっているであろう活躍の秘訣がある。それは、ブライトンというチームだ。さらに言えば、グラハム・ポッター前監督(現チェルシー指揮官)からロベルト・デ・ゼルビ監督への交代も、三笘にとってはプラスに働いた。
好パフォーマンスを残した試合後、個人的な確固たる自信を覗かせる一方、三笘は重ね重ね強調するのが、「このチームで好プレーができなかったら、他のチームではできない」という点だ。
「ブライトンがうまく後ろでビルドアップできてるんで、前で力を使えてるってところで長所が活きています。これだけうまく後ろでビルドアップできるチームもなかなか世界ではない。そういったところでは、このチームではできても、他のチームでできなかったら意味ないんで。代表でもそうですし、もっと負荷がかかった状態でできないといけないんで、ここでやるのは当たり前ぐらいのとこでやっていかないといけないと思っています」