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海外サッカー

芸術的ループ弾の三笘薫は「絶え間ない脅威」に! 英地元紙からは「理想を言えば…」とさらなる注文も

THE DIGEST編集部

2023.04.03

 英国公共放送『BBC』は、「ブライトンは試合開始のホイッスルが鳴ってからすぐ、ミトマによってブレントフォードの守備陣に問題を引き起こした。彼はボールを持った時だけでなく、DFラインの裏側へのランによって、相手にとっての絶え間ない脅威となった」と背番号22の貢献ぶりを強調。視聴者による採点では、ルイス・ダンクに次ぐ「7.67」というチーム2番目の数字が与えられた。

 日刊紙『The Guardian』は、ロベルト・デ・ゼルビ監督の「素晴らしいプレーをしたが、勝点2を失ってしまい残念だ」というコメントを紹介し、得点についても「スティールのロングパスで解放されたミトマが、前に出たラジャの頭上に美しいロブを放って追いついた」と称賛した一方で、「見事なゴールは、イバン・トニーのゴールによって打ち消された」とも記述。続いて『Daily Mail』紙は、チーム単独最高の「7」という高採点としている。
 
 地元メディアの評価では、『The Argus』紙がやはり採点では「7」を与えるも、こちらはチーム3番目。寸評では「ゴールの際のランとフィニッシュのクオリティーは高かった。同時に、彼のドリブルとクロスによるチャンスメイクは、ソリー・マーチとウェルベックが決めるべきだった」とポジティブに評する一方で、「試合が進むにつれ、チームメイトを活かす能力は改善されたが、理想を言えば、そういった場面がもっと見られれば……」とさらなる注文をつけた。

 そして地元のニュースサイト『Sussex Express』は、「何という同点ゴール! この選手はゴールの決め方を熟知しており、素晴しいロブを相手GKの頭上に放った。彼は後半も相手にとっての脅威であり続け、別の試合であれば1つか2つのアシストが彼についたことだろう」と終始ポジティブな内容の寸評だったが、こちらも採点はチーム3番目の「7」となっている。

 最後に、『Sussex Live』の採点も「7」で、こちらはチーム最高タイ。寸評では「前半にロブでのシュートで、丁寧で巧み、かつクールにゴールを決めた。ボールを持った際には、常に相手にとって危険な存在となったが、おそらく彼が望んでいたほど、相手守備陣の中で走るチャンスは得られなかったことだろう」と評したあと、今季7得点目で日本人選手の記録を更新したことを紹介した。

構成●THE DIGEST編集部

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