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日本代表

「空中でも優れている」豪快なヘディング弾を決めた三笘薫にOBも「ビッグクラブでも同じことができる」と太鼓判!

THE DIGEST編集部

2023.03.31

コロンビア戦で先制点を挙げた三笘に各国から称賛の声が上がっている。(C) THE DIGEST

コロンビア戦で先制点を挙げた三笘に各国から称賛の声が上がっている。(C) THE DIGEST

 ブライトンで好調を維持したまま3月の代表ウィークで日本代表に合流した三笘薫は、ここでも印象に残るプレーを幾つも披露して、チームの中心としての存在感を示した。

【動画】三笘薫のコロンビア戦で魅せた打点の高いヘディングシュートをチェック!

 コロンビア戦では開始3分に守田英正のクロスを受けて鮮やかな先制ヘッド。素早く反応してマーカーより先にジャンプし、高い打点でしっかり相手GKの手が届かないコースにボールを叩きつけるという、ハイレベルなプレーだった。

 ブライトンの専門サイト『WE ARE BRIGHTON.com』もこのプレーに注目し、「三笘は“地上”と同じように“空中”でも優れている」と称賛。「彼が本来評価されるべきでありながら、そうなっていない側面は、空中戦での能力である」と指摘し、「コロンビア戦では開始わずか3分後、見事なヘディングでその栄光の全てを示した」と報じている。

「三笘が話題になる時、彼が足でボールを持って走る才能について話されるのは、当然のことだ。何しろ、彼はドリブルに関して大学の論文を書いているのだから。しかし、日本の『新幹線』は、一見しただけで空中でのプレーも優れている。そもそも、彼のブライトンでの最初のゴールは、昨年11月に3-2で勝利したウォルバーハンプトン戦でのヘディング(コロンビア戦のものと酷似)である。これには、三笘自身も驚いたと認めているが、残りのシーズンでも頭でゴールを生み出し続ければ、これ以上のショックはないはずだ」

 さらに同メディアは、「2022年3月のA代表初得点以降、ここまで6ゴールを決めている三笘。この期間でこれだけの数字を残している選手は他にいない。この夏、移籍市場で注目を集めること間違いなしの男による、驚異的な記録である。彼が全キャップ数のうちの6試合しかスタメンに名を連ねていないにもかかわらず、だ」と賛辞を贈っている。

 ブライトンに戻った三笘は、ここから残りシーズン、クラブの欧州カップ戦出場権を求めてプレミアリーグの厳しい戦いに再び身を投じることになるが、同メディアが指摘するように、ここでこれまでの活躍を継続すれば、多くのクラブが獲得を目指して高額のオファーを「シーガルズ」に提示することだろう。

 現時点でも、アーセナル、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、レアル・マドリーなどからの関心が各メディアによって報じられている日本人アタッカーについては、多くのコメンテーターらがその去就に言及しているが、元フランス代表FWでフルアム、マンU、エバートンといったプレミアリーグのクラブでプレーしたルイ・サハもそのひとりだ。
 
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