また『Voetbalprimeur』は、無効になったPKの場面について「ハーフタイムの直前にブルージュがPKを獲得した時、試合は終わったかに見えた。そして上田はネットを揺らしたが、２度ボールに触れたことでスルーされた」と報じている。
 
　一方、スポーツ専門サイト『sporza.』は、このプレーに対して「これは不可能だ！　右足でPKを蹴ろうとして滑った際、軸足の左足もボールに触れてしまった。ゆえにこのPKは、もちろん認められない」と見解を示すとともに、「彼は（無効の判定に）戸惑いながらロッカールームに向かった」「ワレヘムは幸運にも、２失点で後半を迎えることになった」とも綴っており、このPK失敗が、崖っぷちのホームチームを勇気づけ、後半の猛反撃に繋がったと見ているようだ。

「先制点からすぐ後に、２つ目のアウェーゴールは生まれ、上田は奇妙な衝突の後、ボールをゴールネットに押し込んだ」と、日本人ストライカーの得点を伝えた同メディアは、この試合の「マン・オブ・ザ・マッチ」に彼を選定するとともに、「いつものように、力強い上田はアクティブだった。今日も彼はゴールを決めたが、それに止まらず、試合全体を通して、彼はワレヘムに多大な困難を与えた」と理由を挙げている。

構成●THE DIGEST編集部
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