DFB(ドイツ・サッカー連盟)は鎌田を「マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)」に選定し、SNSで「ヒーロー」「今季、ポカールでの自身4点目のゴールを、これ以上ないタイミングで決めた」「アイントラハトからの速射砲による2点目。鎌田はボックスの端から一か八かのシュートを放ち、逆転に成功した」などと賛辞。クラブはMOM選定をSNSで伝え、「文句なし」と綴っている。
現地メディアの報道では、日刊紙『BILD』が「ダイチが試合をひっくり返した! 中盤でボールを受けた日本人は、寄せてきたヴァルデマール・アントンに対して自分自身を主張(競り勝った)。ペースを上げてからカットインし、2人の相手選手をかわして引き金を引くと、18メートルの距離から右足からのシュートはニアのポストをヒットしながらゴールへ」と、逆転のゴールを報じた。
一方、スポーツ紙『Kicker』は「コロ・ミュアニ、エヌディカ、鎌田がフランクフルトを決勝に導く」と綴り、MFジブリル・ソウが鎌田とエヌディカについて「多くのことを成し遂げた」と称賛したことを紹介。採点ではコロ・ミュアニとともに「2.0」(1~6で低いほど良い)の最高評価を下している。
フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は、「この日本人はベストプレーヤー」と絶賛し、個別評価では「前半は何がなんだか分からないという感じでピッチを歩き回っていたが、その後、2度の爆発を見せた。2-1とするゴールはダルムシュタット戦以来、2023年に入ってわずか2得点目のもの。そして(3-1の場面では)、ペナルティエリアの手前でコロ・ミュアニにクロスパスを供給。このカップ戦はダイチが輝く場所なのか? いずれにせよ、彼はこの試合の勝者のようなものだ」と、ポジティブに評した。
そして、ヘッセン州の日刊紙『Hessenschau』は、このところ鳴りを潜めていた鎌田が活躍したことで、「問題児から勝者へ」と表現し、「日本人選手は思い切って左サイドから中央に移って重要なゴールを決めると、交代選手を含む全選手が彼の元に駆け付けた」「続いて、(カウンターから)鎌田は全力疾走したが、彼はコロ・ミュアニに対して賢いプレーを見せ、思慮深くパスを送った」「日本人はこの試合の勝者になった」と綴っている。
なお、この試合では長谷部が39歳と105日でポカールでの(鎌田に対する)アシストを記録。これは2010年にオリバー・ノイビルが記録した37歳104日を大幅に更新するものであり、『Frankfurter Rundschau』紙はこの大ベテランについても「ベストのひとり」に挙げ、前半は身体能力で上回るシュツットガルトのFWセル・ギラシーに苦労するも、「後半はいつも通りに守備の支配者となった」と評した。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「哀れなヌネスを完全に打ち負かした」三笘薫、歴史的大勝劇で相手DF翻弄! 現地メディアも軒並み高評価
【関連記事】「今季最高の補強だ」久保建英、途中出場で絶大な存在感! リーグ7得点目に現地メディアは高評価「チームメイトに模範を示した」
【関連記事】「CL出場へ大きく前進」堂安律、フライブルクの快進撃支える活躍に賛辞止まず! 歴代最多勝点更新の決勝弾に「黄金のゴール」
現地メディアの報道では、日刊紙『BILD』が「ダイチが試合をひっくり返した! 中盤でボールを受けた日本人は、寄せてきたヴァルデマール・アントンに対して自分自身を主張(競り勝った)。ペースを上げてからカットインし、2人の相手選手をかわして引き金を引くと、18メートルの距離から右足からのシュートはニアのポストをヒットしながらゴールへ」と、逆転のゴールを報じた。
一方、スポーツ紙『Kicker』は「コロ・ミュアニ、エヌディカ、鎌田がフランクフルトを決勝に導く」と綴り、MFジブリル・ソウが鎌田とエヌディカについて「多くのことを成し遂げた」と称賛したことを紹介。採点ではコロ・ミュアニとともに「2.0」(1~6で低いほど良い)の最高評価を下している。
フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は、「この日本人はベストプレーヤー」と絶賛し、個別評価では「前半は何がなんだか分からないという感じでピッチを歩き回っていたが、その後、2度の爆発を見せた。2-1とするゴールはダルムシュタット戦以来、2023年に入ってわずか2得点目のもの。そして(3-1の場面では)、ペナルティエリアの手前でコロ・ミュアニにクロスパスを供給。このカップ戦はダイチが輝く場所なのか? いずれにせよ、彼はこの試合の勝者のようなものだ」と、ポジティブに評した。
そして、ヘッセン州の日刊紙『Hessenschau』は、このところ鳴りを潜めていた鎌田が活躍したことで、「問題児から勝者へ」と表現し、「日本人選手は思い切って左サイドから中央に移って重要なゴールを決めると、交代選手を含む全選手が彼の元に駆け付けた」「続いて、(カウンターから)鎌田は全力疾走したが、彼はコロ・ミュアニに対して賢いプレーを見せ、思慮深くパスを送った」「日本人はこの試合の勝者になった」と綴っている。
なお、この試合では長谷部が39歳と105日でポカールでの(鎌田に対する)アシストを記録。これは2010年にオリバー・ノイビルが記録した37歳104日を大幅に更新するものであり、『Frankfurter Rundschau』紙はこの大ベテランについても「ベストのひとり」に挙げ、前半は身体能力で上回るシュツットガルトのFWセル・ギラシーに苦労するも、「後半はいつも通りに守備の支配者となった」と評した。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「哀れなヌネスを完全に打ち負かした」三笘薫、歴史的大勝劇で相手DF翻弄! 現地メディアも軒並み高評価
【関連記事】「今季最高の補強だ」久保建英、途中出場で絶大な存在感! リーグ7得点目に現地メディアは高評価「チームメイトに模範を示した」
【関連記事】「CL出場へ大きく前進」堂安律、フライブルクの快進撃支える活躍に賛辞止まず! 歴代最多勝点更新の決勝弾に「黄金のゴール」