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海外サッカー

「最有力候補はキョウゴだろう」英サイトは古橋亨梧のリーグ年間MVP受賞を予想! 自身は投票したライバルの名を告白

THE DIGEST編集部

2023.05.12

 古橋は日刊紙『THE SCOTTISH Sun』に対し、「このリーグには優れた選手が多くいるので、非常に嬉しいです。ノミネートされたことは、大きな名誉です。これはチームメイト全員のサポートのおかげであり、彼らのためにも嬉しいことです」と喜びを表わしながらも、「良い選手と認められたのは名誉ですが、まだより良い選手になるため、幾つも改善しなければなりません」と気を引き締めている。
 
 また、「本当は、全ての選手がノミネートされればいいと思いますが、賞を獲得できるのはひとりだけです」と本音を吐露。なお、同賞は選手の投票によって選ばれるものだが、古橋自身が投票したのは「マザーウェルのストライカー、ケビン・ファン・フェーンです」と明かしている。

「我々の仕事は、サポーターの笑顔を見ること。それが、我々がプレーする目的であり、勝利を望む理由です。サポーターの笑顔が見るのはいつも嬉しいことであり、最近では一緒に踊れるようになり、団結力が高まっていて非常に嬉しいです」とファンへの想いも語る日本人ストライカーについて、『The Herald』紙は「同賞の本命候補」、セルティックのクラブ専門サイト『67 HAIL HAIL』は「年間最優秀選手賞の最有力候補はキョウゴだろう」と予想した。

 ちなみに、古橋が投票したファン・フェーンも最終候補に入っており、残りのひとりは昨年の受賞者であるカラム・マグレガー。つまり、4人中3人がセルティックの選手ということで、まさに同クラブの今季の無双ぶりがここからも窺える。すでに9日には、年間最優秀チーム(ベストイレブン)が発表され、ここでもセルティックからは、GKジョー・ハート、DFキャメロン・カーター=ヴィッカース、カール・スターフェルト、グレッグ・テーラー、MF旗手、マグレガー、FW古橋の7人が選出された。

 古橋についてはさらに、「年間ベストゴール」受賞の可能性も。敵地で9-0の大勝を飾った第5節のダンディー・ユナイテッド戦、彼は15分に先制ゴールを決めてゴールショーの口火を切り、そこから前半アディショナルタイムまでにハットトリックを達成したが、40分にペナルティエリア手前でルーズボールをダイレクトで豪快にゴールへ叩き込んだ自身2点目が、最終候補12ゴールのひとつにノミネートされている(こちらはファン投票による)。

 気になるこれらの賞の結果は、5月14日に開催される「PFAスコットランド・アワード」で発表される予定である。

構成●THE DIGEST編集部
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