続いて、日本サッカーのレジェンドでもあるベテラン２人は明暗を分け、岡崎慎司は「CFからMFになり、シーズン終盤にはほとんど守備的MFとしてプレー。典型的な献身的選手であり、この37歳にはまだ自分を改革する能力がある」として「良い」の評価を受けたが、今年１月に退団した香川真司（現セレッソ大阪）は「主力としてシーズンをスタートするも、控えめなパフォーマンスに。10月のシャルルロワ戦でCKを直接決め、これがスター選手の欧州における最後の輝きとなった」として、「悪い」の判定が下されている。

　イングランドのバーミンガム（２部）への移籍が決まったアントワープの三好康児は、優勝メンバーとなったものの、自身は昨年10月に膝靱帯損傷で手術を受けてからは出場なし。10試合のプレーに止まり、評価は「悪い」となったものの、「低調な３シーズンを経て、ついにブレイクし、安定したスタート。２節ズルテ・ヴァレヘム戦で勝利に貢献し、翌週のOHルーヴェン戦でアシストを記録、第7節ヴェステルロー戦では初ゴールを決めた」と、出場試合でのパフォーマンスはポジティブなものとなった。
  　同メディアによる全15選手の評価は以下の通り。

シュミット・ダニエル（STVV／GK）　良い
橋岡大樹（STVV／DF）　良い
香川真司（STVV→セレッソ大阪／MF）　悪い
岡崎慎司（STVV／FW）　良い
林 大地（STVV／FW）　良い
原 大智（アラベス→STVV／FW）　良い
三好康児（ロイヤル・アントワープ／MF）　悪い
町田浩樹（ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ／DF）　悪い
森岡亮太（シャルルロワ／MF）　悪い
上田綺世（サークル・ブルージュ／FW）　素晴らしい
坂元達裕（オーステンデ／MF）　良い
渡辺 剛（コルトレイク／DF）　良い
田中 聡（コルトレイク／MF）　悪い
松尾佑介（浦和レッズ→ヴェステルロー／MF）　及第点
本間至恩（クラブ・ブルージュ→クラブNXT／MF）　採点なし

構成●THE DIGEST編集部

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