また同メディアは、「怪我で引退を余儀なくされたシルバの喪失は非常に大きいが、これに対してチームは様々なコンペティションで戦い抜くための戦力補強はあまりしていない。イジャラメンディとアレクサンダー・セルロト（→ビジャレアル）も退団した」と戦力面の懸念を指摘したが、このチームの「キーマン」には、「ミケル・オジャルサバルとマルティン・スビメンディも注目に値する優れた地元選手」としながらも、「久保建英」の名を挙げている。

　レアル・マドリーから昨季にソシエダに完全移籍し、ラ・リーガでの日本人選手シーズン最多得点記録（９点）を塗り替えるなど、キャリアハイの結果を残しただけでなく、１年目にして早々にチームに不可欠な存在となった背番号14に対して、同メディアは「素晴らしいファーストシーズンを過ごした。まだ22歳の日本代表選手は今季、CLでその才能を発揮するチャンスを得ている」と期待を寄せた。
  　そんな久保に対しては、イギリスのサッカー専門サイト『90min』も、「昨季ソシエダに加入して“違い”を見せつけた彼は、今季も期待されている。この日本の才能は、攻撃的なMFとしてプレーし、サイドや中央、そしてトップ下としても活躍できるが、最も得意なポジションは右ウイングだ」と評している。

　なお、同メディアはラ・リーガの「トップ90プレーヤー」というランキングにおいて、久保を「44位」としているが、来るシーズンで再び優れたパフォーマンスを発揮し続け、この順位以上の価値を示すことができるか。期待をもって見守りたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】絶好調の南野、バイエルン戦の先制ゴールをチェック！

【動画】セルティックが古橋のゴールなどで開幕戦に快勝！

【関連記事】「今季初のKYOGOAL！」 開幕戦１G１Aの古橋亨梧にクラブ、現地メディアが賛辞！