『Sky Sports』では、元セルティックDFで現在はコメンテーターを務めるマーク・ウィルソンがこの試合を解説し、守備に対して補強が必要だと厳しく指摘した一方で、古橋については「昨季との違いは、より深い位置でプレーしていることだ。それは本当に彼のプレースタイルに合っており、チャンピオンズリーグのような大きな試合では、チームにとって本当にプラスになる要素だと思う」とポジティブな見解を示した。
  　また、同メディアはアバディーンのバリー・ロブソン監督のコメントも紹介しており、その中で「今日の我々は、ミスの代償を支払うこととなった。時折、少しばかり大胆なプレーをしていることは分かっていたし、相手に前田やキョウゴのような選手がいる時には、脆さを見せることもあるというのも認識していた」と、セルティックの日本人選手にも言及している。

　続いて日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は、採点ではオライリー（８）に次ぐチーム２番目タイの「７」とし、アバディーン視点で「デヴリンがGKにボールを戻そうとした際、彼はキョウゴが意図をもって背後にふらついていることに気づかなかった。キョウゴの素晴らしいフィニッシュがあったとしても、これは防げたゴールだった」と指摘した。

　最後に、グラスゴーの地元メディアでは、『Glasgow World』が採点ではチーム２番目タイとなる「７」を付与し、寸評では「相手の守備のミスを利用し、鋭いシュートでセルティックにリードを取り戻させた。後半は素晴らしいチャンスを逃し、シュートをクロスバーの上に打ち上げてしまった」と、逸機についても言及。一方の『Glasgow Live』も同採点で、「序盤の素晴らしいチップシュートはわずかに外れた。アバディーンのミスを活かし、素晴しいフィニッシュでゴールを奪った」と、そのプレーを振り返った。

構成●THE DIGEST編集部
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