他にも、スポーツ専門チャンネル『EUROSPORT』は、「日本人選手のパフォーマンスには、多くの期待があった。彼は新たなメンバーとして、試合の頭からプレー。まだチームメイトとの連係は確立されていないが、それでも彼は自分の役割を果たした。そのプレーからは、彼が素晴らしい才能と改善の余地を有していることが分かる」と、こちらは鎌田に賛辞を贈っている。
このように、寸評の内容は様々だが、いずれも加入間もなく、コンディションも整っていない日本人選手に対しては、評価は時期尚早ということで、今後に期待、お手並み拝見といった感じだ。それでも、ポジティブな見方が少なくないのは、サッリ監督が前日会見で語った「鎌田はフィジカル面で準備ができていないし、システムにも完全には適応していないが、彼は完成された選手である」というコメントの影響もあるだろう。
ラツィオのクラブ専門サイト『LA LAZIO SIAMO NOI.IT』は、レッチェ戦の鎌田のスタッツに言及。「日本人選手は、走行距離ではトップ5に入っていないが、平均速度11.16 キロと、全選手の中で最も速いスピードを維持。また、39回のボールタッチの中で25回のパスを記録し、成功率は86パーセントだった。そして、レッチェの選手たちに常にマークされ、インモービレに続いて2番目にプレッシャーを受けた選手となった」と記している。
このスタッツからも、フランクフルトからの新参者はミリンコビッチ=サビッチとは特性が違うのは明らかだ。サッリ監督も、「2人は同じポジションに入れるが、異なる特徴を持っている。鎌田はよりドリブラーであり、良いタイミングでスペースに飛び込めるが、ミリンコビッチ=サビッチのフィジカルはない。ゆえに、チームのプレースタイルはこれまでとは少し変わるだろう」と語っている。
同メディアは、サウジアラビア(アル・ヒラル)に新天地を求めたセルビア代表MFの穴を埋めることを期待されながらも、新たな血を注入しようとしている鎌田について、「彼はすぐにでも成長し、改善する意志を示した。その可能性は、指揮官によって考案されたサッカーによってのみ実現できる。彼は攻撃の展開を支援し、ビルドアップに参加する」とポジティブに評し、今後に期待を寄せた。
構成●THE DIGEST編集部
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ラツィオのクラブ専門サイト『LA LAZIO SIAMO NOI.IT』は、レッチェ戦の鎌田のスタッツに言及。「日本人選手は、走行距離ではトップ5に入っていないが、平均速度11.16 キロと、全選手の中で最も速いスピードを維持。また、39回のボールタッチの中で25回のパスを記録し、成功率は86パーセントだった。そして、レッチェの選手たちに常にマークされ、インモービレに続いて2番目にプレッシャーを受けた選手となった」と記している。
このスタッツからも、フランクフルトからの新参者はミリンコビッチ=サビッチとは特性が違うのは明らかだ。サッリ監督も、「2人は同じポジションに入れるが、異なる特徴を持っている。鎌田はよりドリブラーであり、良いタイミングでスペースに飛び込めるが、ミリンコビッチ=サビッチのフィジカルはない。ゆえに、チームのプレースタイルはこれまでとは少し変わるだろう」と語っている。
同メディアは、サウジアラビア(アル・ヒラル)に新天地を求めたセルビア代表MFの穴を埋めることを期待されながらも、新たな血を注入しようとしている鎌田について、「彼はすぐにでも成長し、改善する意志を示した。その可能性は、指揮官によって考案されたサッカーによってのみ実現できる。彼は攻撃の展開を支援し、ビルドアップに参加する」とポジティブに評し、今後に期待を寄せた。
構成●THE DIGEST編集部
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