メッシは2020年に次いで2度目の1位ということだが、世界一とされた理由のひとつとして、「チャンピオンズリーグで4回優勝し、バロンドールを7回も受賞。単一クラブでのゴール数は誰よりも多く、これを今後、再現できる選手が出現する可能性は極めて低い。そして、他にも気の遠くなるような記録を数多く保持している」という、競技における並外れた実績を挙げる。
また、自身がインスタグラムとフェイスブックのアカウントだけで6億人以上のフォロワーを持つ強力なインフルエンサーであり、パリSGを退団した際には同クラブのフォロワー数が100万人以上も減少し、逆にインテル・マイアミはメッシ獲得を発表してからのわずか12時間で、それまでの5年間で積み上げてきたフォロワー数をあっさり倍増させてしまうという、抜群の影響力も誇る。
アメリカの大手経済誌『Forbes』による2023年の「アスリート長者番付」では、1億3000万ドル(約195億円)でロナウドに次ぐ2位となった超セレブにして、全世界で史上最高のサッカー選手として認知され、絶大な人気を誇るがゆえに、世界的なブランドや大企業にとって提携するのに最も理想的な存在であるという。
元々は内気な性格であり、派手なことも望まないという、スター然とした選手ではない側面、家族を何よりも大事にするという面も、現在の世界の価値観に合致し、社会におけるロールモデルの典型ともなり得るというメッシは、実際に慈善団体「レオ・メッシ財団」を運営し、他にもユニセフ大使などの社会活動にも精を出しており、この点においても自身の価値を高める結果となっている。
今年、ロナウドを皮切りに多くの選手がサウジアラビアに渡る中、同国の観光大使を務め、また同国のクラブから度重なる勧誘を受けたにもかかわらず、これを蹴ってアメリカを選んだことについても、結果的に他との違いを見せつけることとなり、「家族のための選択」という理由も彼の印象をより良くした。そして、世界最大のスポーツビジネス市場であるアメリカに身を置き、そこで強烈な影響力を発揮することになったことは何より大きかったという。
こうした要素が重なって、36歳にして再び世界一価値の高いアスリートと認定されたメッシ。これもまた、彼の輝かしい勲章のひとつと言えよう。ちなみに、昨年1位だったロナウドは27位に後退。また、今回のランキングでは50人のうちの26%をアメリカ人アスリートが占めたが、MLB(野球)の選手は含まれず、世界的に高い人気を誇るラグビーの選手もランク外になっている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】メッシが2ゴール! W杯予選ペルー戦ハイライトをチェック!
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【動画】田中碧が2ゴール! 4-1圧勝のカナダ戦ハイライト
また、自身がインスタグラムとフェイスブックのアカウントだけで6億人以上のフォロワーを持つ強力なインフルエンサーであり、パリSGを退団した際には同クラブのフォロワー数が100万人以上も減少し、逆にインテル・マイアミはメッシ獲得を発表してからのわずか12時間で、それまでの5年間で積み上げてきたフォロワー数をあっさり倍増させてしまうという、抜群の影響力も誇る。
アメリカの大手経済誌『Forbes』による2023年の「アスリート長者番付」では、1億3000万ドル(約195億円)でロナウドに次ぐ2位となった超セレブにして、全世界で史上最高のサッカー選手として認知され、絶大な人気を誇るがゆえに、世界的なブランドや大企業にとって提携するのに最も理想的な存在であるという。
元々は内気な性格であり、派手なことも望まないという、スター然とした選手ではない側面、家族を何よりも大事にするという面も、現在の世界の価値観に合致し、社会におけるロールモデルの典型ともなり得るというメッシは、実際に慈善団体「レオ・メッシ財団」を運営し、他にもユニセフ大使などの社会活動にも精を出しており、この点においても自身の価値を高める結果となっている。
今年、ロナウドを皮切りに多くの選手がサウジアラビアに渡る中、同国の観光大使を務め、また同国のクラブから度重なる勧誘を受けたにもかかわらず、これを蹴ってアメリカを選んだことについても、結果的に他との違いを見せつけることとなり、「家族のための選択」という理由も彼の印象をより良くした。そして、世界最大のスポーツビジネス市場であるアメリカに身を置き、そこで強烈な影響力を発揮することになったことは何より大きかったという。
こうした要素が重なって、36歳にして再び世界一価値の高いアスリートと認定されたメッシ。これもまた、彼の輝かしい勲章のひとつと言えよう。ちなみに、昨年1位だったロナウドは27位に後退。また、今回のランキングでは50人のうちの26%をアメリカ人アスリートが占めたが、MLB(野球)の選手は含まれず、世界的に高い人気を誇るラグビーの選手もランク外になっている。
構成●THE DIGEST編集部
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