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海外サッカー

38歳ロナウド、EURO出場を決める2ゴールで健在をアピール! 前人未到の公式戦1000ゴールへの挑戦についても言及「まずは900ゴールに到達したい」

THE DIGEST編集部

2023.10.17

2ゴールを挙げてEURO2024の出場権獲得に貢献したポルトガル代表のロナウド。(C)Getty Images

2ゴールを挙げてEURO2024の出場権獲得に貢献したポルトガル代表のロナウド。(C)Getty Images

 現地時間10月13日に行なわれたEURO2024予選で、ポルトガル代表はスロバキア代表を3-2で下したが、この一戦でクリスチアーノ・ロナウドが2ゴールを決めて、本大会進出に大きく貢献している。

 代表キャップ数を202(もちろん同国代表史上最多)に伸ばした38歳のストライカーは、多くのフィニッシュに絡みながら、1点リードで迎えた29分に相手のハンドで得たPKを確実に決め、さらに72分にはブルーノ・フェルナンデスのクロスを完全フリーの状態で合わせて加点。後者のゴールは1点差に迫られた直後のものであり、さらに80分にも強烈なミドルで失点を喫したことから、貴重な決勝点となった。

 またしても大きな仕事を果たした大エースは、自身のSNSで「EURO2024に出場決定! ポルトガルの本大会進出に貢献できて、とても嬉しく思う。ポルトガル・サッカー連盟と、美しい賛辞を捧げるためにスタジアムに集まってくれたファンには特に感謝している」と投稿。そして、そんなロナウドをB・フェルナンデスは以下のように称賛している(イギリスの日刊紙『Mirror』より)。
 
「我々は、歴史的な選手と一緒にプレーしているという確信がある。誰もが皆、クリスチアーノが持つ力とその影響力を理解している。彼は、多くのポルトガルの選手たちの未来に力と影響を与え、未来の世代の選手たちのチャンスを創造した。我々は間違いなく、彼と同じ時代に生きていることに感謝している。彼のプレーを間近で見られるのは特権だ」

「今後、新たなクリスチアーノ・ロナウドが現われれば、とは思うが、それは不可能だろう。そして、彼は以前の彼ではないとよく言われるが、年月が経過するにつれ、どんな選手もそれに適応し、変わらなければならないものだ。彼は変化を遂げながらも、常に状況に適応し、最も得意とすること、つまりゴールを決め続けている」

 ポルトガルのサッカー専門サイト『PortuGOAL』は、昨年のカタール・ワールドカップで低調な出来に終わり、さらに大会後には欧州を去ってサウジアラビアに新天地を求めたことで限界説が囁かれたロナウドが、再び代表チームで輝きを放っていることに喜びを表わした。

「ロナウドは立ち直った。過去に何度もあったように、彼は『ロナウドはもう終わった』と主張する人々を黙らせた。EURO2024予選が始まって以降のロナウドのパフォーマンスは、彼がまだ代表チームで果たすべき役割を持っていることを証明した。史上最高のポルトガル人選手は現在、6試合で7ゴールを決め、予選における得点ランキングで2位につけている」
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