続いて、バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で及第点の「６」を久保に与え、寸評では「いつも通り、最も求められる存在だった。今回は、彼らしい決定的な瞬間を作り出すことはできなかったが、それでも諦めずに挑戦し続けた。非常に競争力がある。ミケル・メリノのチャンスを生み出す役割を果たしたのは彼で、それはペナルティエリア外からのシュートによるものだった。しかし、エリア内での攻撃では、ダメージを与えるまでには至らなかった」と、良い点と悪い点の両方を挙げた。
  　サッカー専門サイト『El Desmarque』は、「（オサスナのGK）セルヒオ・エレーラのゴールを最も脅かした選手だった」と背番号14を絶賛し、個別評価でも「最初は控えめだったが、その後は試合終了までオサスナのゴールに大きな脅威もたらした」と賛辞。採点は、チーム最高タイとなる「７」が付与されている。

　最後に、オサスナの地元紙『Diario de Navarra』は、この勝点１を拾った試合を、ソシエダ側の視点から「それは違った展開になるはずの試合だった。ソシエダにとっては、全てが変わる可能性があったかもしれない試合だったが、サディクがその夢を打ち砕いた。また、待ち望まれていた久保の新たな活躍の舞台にもなるはずだった」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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