日刊紙『The Guardian』は、「三笘とアディングラが両サイドで輝きを放った」と報じ、さらに日本人選手が「驚異的なドリブル」で逆サイドのコートジボワール人ウィンガーに決定的なチャンスをもたらしたことも記述。『Daily Mail』も、三笘がアディングラに「絶好のチャンスを生み出した」と伝えて、採点ではこちらもチーム２番目となる「７」を付与している。
  　国際的なサッカー専門サイト『VAVEL』の英国版も同採点とし、寸評では「時折、必要な時に使われない場面もあったが、ほぼ全ての場面で対峙するアブドゥル・バモ・メイテを打ち負かした。シュートを撃つためにドリブルしたり、アンディングラにクロスを上げたりと、三笘は自身のプレーを活発に、正確にこなした。それは、彼に求められていることの全てだった」と賛辞を贈った。

　ブライトンの地元メディア『Sussex Express』は、「この夜はマルセイユにとって真の脅威であり、いよいよ最高のプレーを見せる準備が整ってきている。何度も相手選手をサイドライン際で抜き去り、危険なクロスを供給した」とポジティブに評し、こちらもジョアン・ペドロ、ギルモアに次ぐチーム２番目タイの「８」という高採点としている。

　そして、ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』の採点は「7.41」という、チーム９番目のもの。しかし寸評は、「三笘がボールを持っている時、マルセイユは常に怯えているように見えた。彼をマークするというありがたみのない任務を与えられた相手選手を常に巧みにかわし、危険なクロスを何本か供給した。そのクロスは、チームメイトによってもっと活かされるべきだっただろう」と好内容だった。

　最後に、対戦したマルセイユの母国メディアでは、サッカー専門サイト『Made in FOOT』が、「マン・オブ・ザ・マッチ」にはアディングラを選定するも、「反対のサイドでは、三笘も多くの仕事を果たして、マルセイユに痛手を負わせた」と日本人選手にも言及して採点は「６」を付与。また、『maxifoot.fr』はチーム３番目の「6.5」の採点で、以下のように三笘のプレーを総括している。

「日本人選手は活発だったが、相手選手に上手く対処された。ブライトンのウィンガーは、左サイドで何度も打開しようとしたが、前半はヨナタン・クラウスとメイテによってしっかりマークされ、ゆえにパスは正確だったが、相手ゴールに迫る際、ドリブルを失敗してたびたびボールを失った。しかし後半になると、彼は多くのチャンスを作り出し、常に相手にとって危険だった」

構成●THE DIGEST編集部

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