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日本代表

世界各国で高評価! 8強入りの森保ジャパンに「余力を残した勝利」「完成されたパフォーマンス」 一方で「杜撰な守備」の指摘【アジア杯】

THE DIGEST編集部

2024.02.02

 韓国のサッカー専門サイト『Inter Football』は、「最初から主導権を握った日本が先制ゴールを奪い、対してバーレーンは何もできなかった」と前半を振り返る一方で、「ペースを掴みながらも、相手に対して積極的にはプレッシャーをかけず、上田のヘディングシュート、堂安のゴールを除けば、退屈な攻防に終始した」と厳しい評価。全体的には、「久保の得点、三笘の復帰、3得点。これら全てが日本にとってポジティブな事象だが、GKへの不安はまだ解消されていない」と指摘した。
 
 欧州では、イギリスの日刊紙『The Guadian』が「森保監督のチームは素晴らしいパフォーマンスを見せ、ほとんど問題を抱えているようには見えなかった」と称賛する一方で、「今回も無失点を達成できなかった」と守備面に言及。また、自国でプレーする三笘の復帰を「ボール捌きにおける機敏性とスピードで何度かチャンスを作り、見事な軽やかさで相手DFをかわし、アル・トゥママ・スタジアムを沸かせた」とポジティブに報じている。

 フランスでは、サッカー専門サイト『maxifoot.fr』が「グループリーグではあまり説得力がなかったが、バーレーンよりもずっと優れていた日本は、堂安、久保、上田のゴールで3-1の勝利。サムライブルーにとっては余力を残しての勝利であり、彼らは土曜日にイランと4強入りを懸けて対戦する」と、日本にとっては楽勝だったと強調した。

 イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は、「アジアの準優勝チーム(前回)である日本が大半の時間を支配し、勝利を飾った。彼らのオウンゴールは、バーレーンが巻き返しを図るに足るほどではなかった」と試合を総括。また、上田のダメ押し弾については「見事なドリブルの後に地を這うミサイルを打ち込み、試合を締め括った」との表現で褒め称えている。

 ドイツのスポーツ紙『Kicker』も上田の攻守でのプレーに注目し、「64分にオウンゴールが生まれ、アンダードッグ(バーレーン)を試合に戻した。守護神の鈴木が杜撰な守備の後、自陣ゴールからボールをかき出すことができず、最終的に上田の頭を経由したボールはゴールラインを越えた。しかし、このアタッカーはわずか8分後、今度は毎熊のパスから相手ゴールに足でボールを見事に突き刺し、オウンゴールを忘れさせた」と綴った。
 
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