“自分流の文字を刻印する”のは、ピッチ外でも同様だ。スペイン紙『スポルト』の記事には、過度なメディアへの露出を嫌い、SNSにもファッションやタトゥーにも興味を示さないという彼の人となりが紹介されていた。WhatsAppの返信をするのも億劫になるほどで、チームメイトから地味すぎる服装をイジられても、まるで意に介していないという。
アトレティコ・マドリーのユース時代には、学校の授業が終わり、練習が始まるまでの2時間、会長室に特別に用意されたスペースで毎日勉強をしていたことでも知られる努力家のMFは、いまも試合後、その日のうちに自分自身のプレー映像をチェックすることを習慣としている。しかも、後味が悪いプレーだけに絞って行なうというのが彼らしいところだ。
しっかりと地に足をつけた彼だからこそ、チームメイトから慕われ、監督は信頼を寄せる。試合を重ねるにつれて、中盤でタッグを組むファビアン・ルイスとのコンビネーションもすっかり板についてきた。
ついにファイナルの舞台に辿り着いたスペイン。彼らの両サイドを中心に素早く分厚い攻撃で相手ゴールへ襲い掛かるアタッキング・フットボールは、90分を通して攻守に関わり続ける中盤の大黒柱、ロドリによって支えられている。
文●下村正幸
【動画】EURO2024準決勝、スペイン対フランスのハイライトをチェック!
アトレティコ・マドリーのユース時代には、学校の授業が終わり、練習が始まるまでの2時間、会長室に特別に用意されたスペースで毎日勉強をしていたことでも知られる努力家のMFは、いまも試合後、その日のうちに自分自身のプレー映像をチェックすることを習慣としている。しかも、後味が悪いプレーだけに絞って行なうというのが彼らしいところだ。
しっかりと地に足をつけた彼だからこそ、チームメイトから慕われ、監督は信頼を寄せる。試合を重ねるにつれて、中盤でタッグを組むファビアン・ルイスとのコンビネーションもすっかり板についてきた。
ついにファイナルの舞台に辿り着いたスペイン。彼らの両サイドを中心に素早く分厚い攻撃で相手ゴールへ襲い掛かるアタッキング・フットボールは、90分を通して攻守に関わり続ける中盤の大黒柱、ロドリによって支えられている。
文●下村正幸
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