EURO2024期間中に17歳になったヤマルは、前述の通り昨季は64試合に出場。その早熟ぶりの証明とも言えるが、『Globo』は「若い選手がこれほど多くのトップレベルの試合に出場することは、アスリートの健康や怪我のリスクに対する懸念を促すものである」と警鐘を鳴らす。
これに対し、FIFA(国際サッカー連盟)の研究機関でもある「CIESフットボール・オブザーバトリー」によれば、2012年から2024年の試合スケジュールに関する研究で、シーズンに60試合以上出場する選手の割合は、全体の約0.31%だという。一方で40試合以下の選手は91.1%を占めている。時間で見ると、5000分(55.6試合に相当)以上プレーする選手(55.6試合相当)は0.29%に過ぎず、2000分(22.2試合に相当)以下の選手は88.5%とのことだ。
つまり、シーズンで60試合以上もプレーする選手は極めて例外な存在であるということだが、この一部の“異常”な事象に対しては選手からも不満の声が上がっているのも事実で、レアル・マドリーのスペイン代表DFのダニエル・カルバハルも「3日毎にプレーするのは不可能だ。3つのコンペティションに出場する選手は誰もが、そう感じている。UEFA(欧州サッカー連盟)、FIFA、そして各国サッカー連盟は、選手が60試合も戦わなければならない状況を改善する計画を立てるべきだ」と主張している。
ちなみに2023-24シーズン最も多くの試合でピッチに立ったというアルバレスは、ハビエル・マスチェラーノ監督の下でパリ五輪を戦うアルゼンチン代表のメンバーにもオーバーエイジ枠で名を連ねており、プレーすればさらに記録を伸ばすことになるが、その分、所属するマンCの懸念も増すことになるのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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これに対し、FIFA(国際サッカー連盟)の研究機関でもある「CIESフットボール・オブザーバトリー」によれば、2012年から2024年の試合スケジュールに関する研究で、シーズンに60試合以上出場する選手の割合は、全体の約0.31%だという。一方で40試合以下の選手は91.1%を占めている。時間で見ると、5000分(55.6試合に相当)以上プレーする選手(55.6試合相当)は0.29%に過ぎず、2000分(22.2試合に相当)以下の選手は88.5%とのことだ。
つまり、シーズンで60試合以上もプレーする選手は極めて例外な存在であるということだが、この一部の“異常”な事象に対しては選手からも不満の声が上がっているのも事実で、レアル・マドリーのスペイン代表DFのダニエル・カルバハルも「3日毎にプレーするのは不可能だ。3つのコンペティションに出場する選手は誰もが、そう感じている。UEFA(欧州サッカー連盟)、FIFA、そして各国サッカー連盟は、選手が60試合も戦わなければならない状況を改善する計画を立てるべきだ」と主張している。
ちなみに2023-24シーズン最も多くの試合でピッチに立ったというアルバレスは、ハビエル・マスチェラーノ監督の下でパリ五輪を戦うアルゼンチン代表のメンバーにもオーバーエイジ枠で名を連ねており、プレーすればさらに記録を伸ばすことになるが、その分、所属するマンCの懸念も増すことになるのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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