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選手もファンも疲弊!? 持続可能な五輪女子サッカーを実現するために英紙が問題点を指摘! 解決案には男子同様の年齢制限導入も

THE DIGEST編集部

2024.08.16

 五輪のハードスケジュールの問題については、影響は選手だけに止まらず、「テレビで観戦する人々にとって、試合日はマラソンのようなものだった。準々決勝は8時間以上連続して行なわれ、最も熱心なファンでさえ疲弊するほどだった」という。また、12か国での開催に対しても「スケジュールの問題とは矛盾するかもしれないが、出場国数の少なさは、同じ対戦カードが繰り返される可能性が高くなり、実際にグループステージの対戦の再現は、鮮度に欠けるものとなった」と指摘している。
 
 これらを解決するために、「少しでも日程を長くして試合間隔を伸ばすこと」、「登録選手数は23人に増やし、試合方式を延長戦なしですぐにPK戦を行なうこと」との案を提示した同メディアは、また男子サッカーでは問題点として挙げた「23歳以下&3人のオーバーエイジ枠」を女子にも適用することで、「競争の機会が少ない若手選手の育成に役立ち、ベテラン選手には休息が与えられる」と主張した。

 しかし、「IOCとFIFAには解決策を見つけるための時間はまだあるが、果たして彼らには本当にその意欲があるのだろうか?」との疑念も示し、「五輪が女子サッカーのカレンダーの主軸として存続し続けるためには、問題に対処する必要がある。2028年までに、より改善された持続可能な大会が実現することを願っている」と訴えて記事は締められている。

構成●THE DIGEST編集部
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