専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「爆発的」「狂気」「革命」ミランの「冬の移籍市場」における活発な戦力補強に各国メディアも注目! イブラは「確実にチームは良くなった」と自信

THE DIGEST編集部

2025.02.05

「ヒメネス、ウォーカー、ボンド、ソッティル、そしてJ・フェリックスが加入。なかでもJ・フェリックスは、数年前からコンセイソン監督の息子の友人でもあり、この指揮官の自宅に出入りしていたこともある。ポルトガル人指揮官には、彼の才能を再び輝かせるという使命が託されている」

 国外メディアも、ミランの補強に注目しており、スペインのスポーツ紙『MARCA』は「革命と呼べるほどの大幅なチーム編成を行なった」と表現し、最終日の動きを「かつてのようにシルビオ・ベルルスコーニやアドリアーノ・ガッリアーニがフロントに君臨した時代でなくとも、ミランは『狂気』の移籍市場の締め括りを経験することができた。ジョルジョ・フルラーニCEOやズラタン・イブラヒモビッチ・シニアアドバイザーが計9件の移籍を完了させたのだ」と伝えている。

 同メディアはまた、「(最終日に)加入した選手たちは全員、予想外の補強だった。1週間前までは、彼らの名前すら獲得リストにはなかった。少なくとも、話題になることはなかったのである。まさに『水面下での交渉』が進められていたのだ」と、ミランの首脳陣の働きに驚きを隠さなかった。
 
 当のイブラヒモビッチはこの最終日を「カウントダウンが進むなかで、全ての取引をまとめるのは本当に大変だった。ソッティルの件が成約したのは締め切りの1分半前だ。完全にストレスだった。それでも、やろうとしたことは全てやれた。弁護士やクラブの事務方には感謝している。そして、改めて(敏腕代理人だった故人の)ミーノ・ライオラがどれほど凄かったかを実感した」と振り返り、ここからのミランの巻き返しに期待している。

「ここまでチームに足りなかったものは何か? 個人的には、一貫性が欠けていたと思う。もちろん我々は満足していなかった。だからこそ、新しいものを取り入れようとした。この補強によってライバルとの差が縮まったのかどうかは、これから分かるだろう。ただ、確実にチームは良くなったと思う」

 例年にない冬の大型補強、それに伴って行なわれるであろうシーズン途中でのチームの再編成が、ミランをどこに導くのか、今後の彼らの戦いぶりが非常に興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】前田が開始50秒の先制ヘッドを含む全3得点に絡む大活躍!

【記事】直近11試合で10ゴールのロドリゴを巡り、マドリーでポジション論争が勃発!「ヴィニシウスは不動の存在だが、ロドリゴが常時左サイドでプレーすれば…」

【記事】1秒で77万円を稼いだ? サウジを去ったネイマールの高額年俸に英メディアが注目「彼がプレーした合計は、たったの428分だ」

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号