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海外サッカー

「違いを生み出した」「セルティックの英雄に」前田大然、マザーウェル戦で1G2Aと全得点に絡む大活躍で現地メディアからは最高評価!

THE DIGEST編集部

2025.02.04

1ゴール・2アシストの活躍を見せた前田。(C)Getty Images

1ゴール・2アシストの活躍を見せた前田。(C)Getty Images

 現地時間2月2日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第25節で、セルティックはマザーウェルを3-1で下し、今季リーグ20勝目に到達している。


 敵地での一戦は開始から50秒あまりで動いた。多重攻撃からアンソニー・ラルストンが上げたクロスに頭で反応したのが前田大然。自身今季6点目(公式戦16点目)で先制点をチームにもたらした彼は、29分にはルーク・マカッコーワンとの好連係からペナルティーエリアに進入してクロスをアダム・イダーに合わせて2点目をお膳立てしてみせる。

 さらに後半アディショナルタイムには、右サイドを抜け出して2023年夏以来の古巣復帰を果たしたジョタ(65分に交代出場)に完璧なラストパスを提供した背番号38は、チームの全得点に絡む大活躍ぶりだった。得点シーン以外にも幾つもチャンスを創出し、持ち前の献身性と運動量、スプリント能力で攻守両面での多彩な貢献を果たした。
 
 データ専門サイト『FOTMOB』によれば、前田は90分間のプレーにおいて、ボールタッチ43回、シュート3本(枠内2回、枠外1回)、パス27回(成功23回)、チャンスメイク3回、ドリブル2回(成功1回)、逸機2回、タックル3回(成功1回)、ボール奪取3回、地上デュエル7回(勝利4回)、空中デュエル2回(勝利1回)というスタッツを記録している。

 クラブからSNSで「何という試合のスタートだ! 素晴らしいヘッド」「素晴らしいパス」「マッコーワンとの見事なビルドアップを経て前田が上げた低いクロスが、イダーの完璧なゴールに繋がった」と賛辞を贈られた日本代表アタッカーに対する現地メディアの報道を見ると、まず英国公共放送『BBC』は「ファーパーク(マザーウェルのホームスタジアム)では、前田とイダーが違いを生み出した」とポジティブに伝えたが、同時に「前田には3点目を挙げるチャンスが幾度もあった」と逸機にも言及した。

 スコットランドの日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は、10点満点の採点でイダーと並んでチーム最高の「8」を前田に与え、「この日本人アタッカーにとって、これはクラブと日本代表を合わせて今季17ゴール目であり、直近10試合で6得点目となった。 全てを考慮すると、これは驚くべき数字だ」と彼が残した目に見える結果を褒め称え、『Daily Record』紙は、「前田が、イダー、ジョタとともにセルティックの英雄に」と見出しを綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】前田が開始50秒の先制ヘッドを含む全3得点に絡む大活躍!

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