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海外サッカー

「今節屈指のゴールだ!」久保建英、自画自賛の鮮烈ミドル弾にスペイン各紙で賛辞止まず「他の選手とは一線を画す存在」

THE DIGEST編集部

2025.02.15

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も同様の見解で、「デンマークのチームの方が明らかに優れ、ゴールを決める瞬間が訪れそうだった時に久保が登場し、その魔法を見せた。右サイドからのカットインで自分のスペースを作り出し、見る者が思わずため息をつくようなシュートを放った」と伝えるとともに、「久保は他の選手とは一線を画す存在だ。彼はイマノル・アルグアシル監督にとって不可欠な選手であり、スタジアムのファンにも愛されている」とも綴っている。
 

 また個別評価の記事では、「魔法使い」とこの夜の久保を表現し、寸評では「一撃で、この試合での最も目立った選手となった。この日本人攻撃手は相手を圧倒し、チームを改善させた。そのゴールがチームに勝利をもたらすなど、彼はチームの状況を変える存在として重要な役割を果たした」と、その優れた働きを総括した。

 続いて日刊紙『El Pais』は、「久保は時折見せるその独創的なプレーで、相手を驚かせるような素晴らしいシュートをゴールの隅に突き刺した」と報じ、ラジオ局『Cadena SER』は久保の「思ったよりシュートが上手くいきました。良いゴールだと思います」「敵地で2-1という素晴らしい結果を持ち帰れたのは大きいです。これで次は、アドバンテージを得てホームの観客の前でプレーできるので、少し余裕が持てるでしょう」「プロとしてはこんなに寒いところでプレーしたのは初めてです」とのコメントを紹介している。

 ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は「ブライスからボールを受けた久保は、横方向にボールを運んでエリアの端まで進み、完璧なシュート。ゴラッソだった」と綴った他、個別評価では10点満点の採点で2番目タイとなる「7」を彼に与えて、「撃った瞬間、それはまるで狙いを定めたミサイルのようにゴール隅に決まった。彼がプレーに関与した時は常に危険を生み出したが、時折途切れがちだった」と、ネガティブな点にも触れながらそのプレーを振り返った。

 単独最高となる「8」という高採点を与えたのはサッカー専門サイト『El Desmarque』で、「自らの特長的なプレーを披露し、見事なゴール。これでソシエダは試合を有利に進めることができた」と伝え、背番号14の90分間を「ラ・レアルにおいて、ダントツで一番良かった。ゴラッソを決めただけでなく、攻撃で大きな危険を相手チームにもたらした。幾度も素晴らしいプレーを披露して、強い印象を残した」と評している。

構成●THE DIGEST編集部

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