一方、ブライトンの地元総合メディア『Sussex World』は、早くも来季の陣容について展望し、「夢のラインアップ」を以下のように挙げているが、当然ながら左ウィングのポジションには三笘の名前を挙げている。

GK：バート・フェルブルッヘン
RB：マッツ・ウィーファー
CB：ヤン・ポール・ファン・ヘッケ
CB：ルイス・ダンク
LB：ペルビス・エストゥピニャン
CM：カルロス・バレバ
CM：ジャック・ヒンシェルウッド
RW：ヤンクバ・ミンテ
No10：ジョルジニオ・リュテール
LW：三笘薫
CF：ステファノス・ツィマス

　三笘については当然のセレクトだと言えるだろうが、綴られた寸評は「ブライトンのファンは、この唯一無二の才能がチームに残ってくれることを心から願っているはずだ。日本のスター選手は、バイエルン、アーセナル、リバプールからも関心を寄せられている。もし彼が移籍することになれば、ブライトンは代わりの選手を補強するために移籍市場で動く必要がある」と彼に去就に関することで占められ、退団後にも言及した。
  　同メディアは、「ブライトンは今夏、幾つか大きな移籍の決断を迫られる。ニューカッスルからの関心が報じられているストライカーのジョアン・ペドロをはじめ、フェルブルッヘン、バレバ、そして三笘といった主力選手たちへのオファーにも備えている。『アルビオン』としては、昨季８位という好成績をさらに伸ばすために、主力選手の大半をキープしたいと考えているだとう」と、移籍市場でのクラブの立ち回りに注目している。

　また前出の『WE ARE BRIGHTON.COM』も、「もし今季終盤の活躍が、バイエルンなどチャンピオンズ・リーグ（CL）出場クラブへ移籍する前の『お別れ』の挨拶だったとしたら……それは最高の別れ方だったと言えるだろう」と、こちらは三笘が以前からCL出場への強い意欲を示していることから、移籍は避けられないとの見方のようである。

構成●THE DIGEST編集部
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