2024-25シーズンのプレミアリーグは全380試合で1115点(1試合平均2.93点)が生まれ、チームとしてはリバプールが86点、選手としては同チームのモハメド・サラーが29点でそれぞれ最多を記録した。
【動画】今季の「ベストゴール」に推す声が多い三笘のスーパーゴール!
全日程を終えた今、「量」だけでなく「質」にも注目が集まり、各メディアは今季の同リーグにおいて最も優れた得点を選定・発表しているが、その中でブライトンの三笘薫が25節チェルシー戦で決めたスーパーゴールが高い評価を得て、「シーズン・ベストゴール」に輝いている。
現地時間2月14日の一戦、27分にGKバート・フェルブルッヘンのロングフィードをスプリントしながら見事にトラップし、さらにマーカーをかわして巧みなシュートをゴール右隅に決めて先制点をチームにもたらした彼の美技を、英国公共放送『BBC』の名物サッカー番組『Match of the Day』は、今季の「ゴール・オブ・ザ・シーズン」とした。
同番組の司会を1999年8月から26年間にわたって務めてきた元イングランド代表ストライカー、ガリー・リネカーが出演最終日となった5月26日、同じく同国のレジェンドストライカーで現コメンテーターのアラン・シアラーに同意し、三笘のゴールを「他とは少し違っていた。豪快に叩き込むようなゴールはよく見るが、彼の1タッチ、2タッチ、3タッチ、そしてフィニッシュは本当に見事だった」と賛辞を贈っている。
ちなみにリバプールのレジェンドDFで、現在はコメンテーターを務めるジェイミー・キャラガーも以前に、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』で「このボールタッチは、今季のプレミアリーグで見られたプレーの中でも最高の部類に入り、フィニッシュも悪くなかった。(リオネル・)メッシのようだと軽々しくは言えないが、まさに天才のプレーだ」と語っていた。
英国の日刊紙『The Guardian』は、今季のリーグレビュー記事で「ベストゴール」を6つ選定しているが、真っ先に紹介されたのは三笘の一撃。「フェルブルッヘンの放ったロングパスを完璧に収めた、彼の特別なプレー。頭上から落ちてくるボールを、日本代表ウィンガーはファーストタッチで見事にコントロールした場面は、どの角度から見ても美しかった。その後はトレボ・チャロバーをドリブルでかわし、GKフィリップ・ヨルゲンセンを破る低いシュートをゴール右隅に決めた」と、そのプレーを振り返っている。
さらに同メディアは、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督による「これまでに自分の選手がこんなプレーをするのを見たことがあっただろうか。ボールのスピード、高さ、そして自分の足の動き、それら全てを同時に調整するのは特別なことだ。それに彼は全力疾走していたことも忘れてはならない。家で彼の真似をしてみようとは思わない。三笘には特別な才能がある」とのコメントを紹介した。
一方、スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「バレンタインの夜、的を射抜いたのはキューピッドの矢だけではなかった。27歳(当時)のウィンガー、三笘もまた、その夜に輝きを放ち、アメックス・スタジアムからブライトンのファンに愛のメッセージを届けたのだ」と洒落た記述で彼のスーパープレーを回想し、以下のように称賛している。
「今季は素晴らしいゴールが幾つもあったが、ベストゴールの称号を三笘に贈りたい。なぜなら、それは本物の芸術作品と同じで、何度も見返してこそ、その真の美しさを理解できるものだからだ。細部には無数の繊細な要素が織り込まれており、それら全てが融合して、この壮麗なゴールが完成しているのである」
今季はリーグで初めて2桁得点(10ゴール)に達し、進化を見せた背番号22。その上でクオリティーの面でも世界最高峰リーグで「ベスト」の称号を得るという、まさに「質と量」を兼ね備えたアタッカーである。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】観客が沸いた三笘のボールコントロール
【動画】今季の「ベストゴール」に推す声が多い三笘のスーパーゴール!
全日程を終えた今、「量」だけでなく「質」にも注目が集まり、各メディアは今季の同リーグにおいて最も優れた得点を選定・発表しているが、その中でブライトンの三笘薫が25節チェルシー戦で決めたスーパーゴールが高い評価を得て、「シーズン・ベストゴール」に輝いている。
現地時間2月14日の一戦、27分にGKバート・フェルブルッヘンのロングフィードをスプリントしながら見事にトラップし、さらにマーカーをかわして巧みなシュートをゴール右隅に決めて先制点をチームにもたらした彼の美技を、英国公共放送『BBC』の名物サッカー番組『Match of the Day』は、今季の「ゴール・オブ・ザ・シーズン」とした。
同番組の司会を1999年8月から26年間にわたって務めてきた元イングランド代表ストライカー、ガリー・リネカーが出演最終日となった5月26日、同じく同国のレジェンドストライカーで現コメンテーターのアラン・シアラーに同意し、三笘のゴールを「他とは少し違っていた。豪快に叩き込むようなゴールはよく見るが、彼の1タッチ、2タッチ、3タッチ、そしてフィニッシュは本当に見事だった」と賛辞を贈っている。
ちなみにリバプールのレジェンドDFで、現在はコメンテーターを務めるジェイミー・キャラガーも以前に、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』で「このボールタッチは、今季のプレミアリーグで見られたプレーの中でも最高の部類に入り、フィニッシュも悪くなかった。(リオネル・)メッシのようだと軽々しくは言えないが、まさに天才のプレーだ」と語っていた。
英国の日刊紙『The Guardian』は、今季のリーグレビュー記事で「ベストゴール」を6つ選定しているが、真っ先に紹介されたのは三笘の一撃。「フェルブルッヘンの放ったロングパスを完璧に収めた、彼の特別なプレー。頭上から落ちてくるボールを、日本代表ウィンガーはファーストタッチで見事にコントロールした場面は、どの角度から見ても美しかった。その後はトレボ・チャロバーをドリブルでかわし、GKフィリップ・ヨルゲンセンを破る低いシュートをゴール右隅に決めた」と、そのプレーを振り返っている。
さらに同メディアは、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督による「これまでに自分の選手がこんなプレーをするのを見たことがあっただろうか。ボールのスピード、高さ、そして自分の足の動き、それら全てを同時に調整するのは特別なことだ。それに彼は全力疾走していたことも忘れてはならない。家で彼の真似をしてみようとは思わない。三笘には特別な才能がある」とのコメントを紹介した。
一方、スポーツ専門チャンネル『ESPN』は、「バレンタインの夜、的を射抜いたのはキューピッドの矢だけではなかった。27歳(当時)のウィンガー、三笘もまた、その夜に輝きを放ち、アメックス・スタジアムからブライトンのファンに愛のメッセージを届けたのだ」と洒落た記述で彼のスーパープレーを回想し、以下のように称賛している。
「今季は素晴らしいゴールが幾つもあったが、ベストゴールの称号を三笘に贈りたい。なぜなら、それは本物の芸術作品と同じで、何度も見返してこそ、その真の美しさを理解できるものだからだ。細部には無数の繊細な要素が織り込まれており、それら全てが融合して、この壮麗なゴールが完成しているのである」
今季はリーグで初めて2桁得点(10ゴール)に達し、進化を見せた背番号22。その上でクオリティーの面でも世界最高峰リーグで「ベスト」の称号を得るという、まさに「質と量」を兼ね備えたアタッカーである。
構成●THE DIGEST編集部
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