専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
Jリーグ・国内

日本で大成するためには――神戸加入のドウグラスが語った“助っ人の心得”【独占インタビュー後編】

多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

2020.04.15

清水時代のゴールパフォーマンス。娘のピースポーズを真似したのが始まりだった。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

清水時代のゴールパフォーマンス。娘のピースポーズを真似したのが始まりだった。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

――娘さんはどんな反応を?

「彼女のために点を取ったという想いが伝わったんでしょうね。すごく喜んでくれましたよ」

――やはり家族が大きな原動力に。

「いつも一番近くで応援してくれますからね。いいプレーができなかったり、チームメイトと喧嘩してしまったりしても、家に帰って娘を抱きしめたら、スッと気分が晴れる。リセットして、また次の日も新たな気持ちで挑戦をする活力をくれる。娘は偉大な存在です」

――またピースのパフォーマンスで喜ばせてあげたいですね。

「でも神戸では、もうあのポーズはやるつもりはないんです。あれは清水のサポーターと共有したものだからね。今はまた新しいパフォーマンスを考え中です」

――楽しみにしています。では最後に神戸で成し遂げたいことを訊かせてください。

「神戸に来てから、その質問には毎回こう答えています。可能性のあるものはすべて手にすると。リーグ戦も、ACLも、その他のカップ戦も、すべてのタイトルを狙うつもりです」
 
PROFILE
ドウグラス/1987年12月30日生まれ、ブラジル出身。184センチ・80キロ。マラグリーダ―アメリカ・セントラル―モト・クルブーマドゥレイラートンベンセ―フィゲイレンセ―徳島―京都―広島―アル・アイン(UAE)―アランヤスポル(TUR)―清水―神戸。J1通算92試合・46得点。J2通算109試合・29得点。フィジカルとスピードを兼ね備えたJリーグ屈指のストライカー。打点の高いヘディング、強烈なバイシクルシュートなどインパクトのあるゴールにスケールの大きさを感じさせる。Jリーグでのキャリアは今年で10年目を迎え、簡単な日本語であれば巧みに使いこなす。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

※『サッカーダイジェスト』2020年4月23日号より転載
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号