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バッジョ、ロナウジーニョ、メッシ ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~ウィング/セカンドトップ編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.05.31

2010年代に活躍した、アザール(左)とサラー(右)(C)Getty Images

2010年代に活躍した、アザール(左)とサラー(右)(C)Getty Images

■2010年代
◆ウェイン・ルーニー(元イングランド代表)
 技術、スピード、パワーに加え、抜群のサッカーセンスも備える万能型で、全盛期を過ごしたマンUでは、歴代最多得点記録(253ゴール)を樹立。イングランド代表で奪った53ゴールも、歴代最多だ。

◆アントワーヌ・グリエーズマン(フランス代表)
 世界的な実力者であることを強く印象付けたのがEURO2016。フランスの準優勝に貢献し、個人でも大会得点王とMVPを獲得した。2年後には、エースとして母国を2度目の世界王者に導いている。

◆トーマス・ミュラー(ドイツ代表)
 20歳で出場した10年W杯で、得点王とベストヤングプレーヤー賞に輝く衝撃の世界デビューを果たすと、10歳から所属するバイエルンでも、12-13シーズンのトレブル(3冠)達成の原動力となった。

◆エデン・アザール(ベルギー代表)
 重心が低く緩急のきいたドリブルを武器とするベルギーの至宝。チェルシー時代は持ち前の技術を駆使し、小柄な身体でプレミアの屈強なDFを翻弄した。大一番で結果を残す勝負強さも魅力のひとつ。
 
◆モハメド・サラー(エジプト代表)
 スピードとゴール前での冷静さを武器に、リバプールの大エースに成長。同僚マネとともにプレミア得点王に輝いた昨シーズンは、PFA年間最優秀選手賞やアフリカ最優秀選手賞など個人賞を総なめに。

◆ネイマール(ブラジル代表)
 11年から2年連続で南米最優秀選手賞に輝き、13年に入団したバルサでは2年目に3冠達成に寄与した。17年夏には、フットボールの移籍史上最高額となる2億2200万ユーロでパリSGに引き抜かれる。

◆サディオ・マネ(セネガル代表)
 リバプールに加入した16年当時は、まだ好プレーヤーの域を出なかったが、昨シーズンはしっかりと守備のタスクをこなしながらプレミア得点王に輝き、CL制覇も経験。一気にその価値を高めている。

構成・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年5月21日号より転載
 
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