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海外サッカー

ケインが臨む「30歳でのブンデスリーガ初挑戦」に対する各メディアの見通しは!? “大成功例”キーガンの足跡を辿ることができるか

THE DIGEST編集部

2023.08.17

 ドイツのスポーツ紙『Kicker』では、スーパーカップでバイエルンに辛酸を舐めさせたライプツィヒのオーナーであるレッドブルグループで、国際部門のテクニカルディレクターを務める元ドイツ代表FWのマリオ・ゴメスが、「ケインは並外れた選手で、現時点で最高の選手のひとりだ。彼の加入はブンデスリーガにとっても良いことだと思う」と歓迎しながらも、以下のように“警告”も忘れていない。

「バイエルンは常に勝たなければならない運命にあるため、大きなプレッシャーを感じる試合も少なくない。そして人々は常に、バイエルンのストライカーに期待している。もし、ケインが1点を決めたとしても、次には2点取ることが期待される、というような状況となるだろう」

 近年、ブンデスリーガではジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)、ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)らイングランドの“原石”がドルトムントで開花してステップアップを果たしたが、ケインのようなクラブ、代表チームの両方で十分な実績を積んだ選手の参戦となると、1977年にリバプールからハンブルクに移籍したケビン・キーガン、あるいは1979年にノッティンガムからケルンに新天地を求めたトニー・ウッドコック以来と言えるだろう。
 
 なかでも、「マイティマウス」ことキーガンはリバプールで国内外の全てのタイトルを勝ち取った後、まだイングランド人の国外での成功例が少なかった時代にハンブルクに移り、ドイツ人にも多大な影響を与えたという鋭いドリブルとフェイントを武器にリーガ制覇に大貢献したほか、ハンブルク在籍中に2年連続(1978、79年)でバロンドール受賞を成し遂げるなど、大成功を収めている。

 イギリスの日刊紙『Daily Mail』は、この半世紀近く前のドイツでの成功例を「ケインにとっては良い前兆だ。ドイツはイングランド人選手にとって、普遍的に幸せな故郷である」とし、自国代表キャプテンのかの地での活躍に太鼓判を押した。ドイツが気候の面でもプレーしやすい環境にあることなどを説明し、キーガンの「サッカー選手の人生は短く、あらゆるチャンスを掴むべきだと私は考えた」というコメントを引用し、挑戦に臨むケインにエールを贈った。

 彼がバイエルンに何をもたらすかだけでなく、バイエルンやブンデスリーガから何を得るか、そしてそれをイングランド代表にどう還元するかなど、興味は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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