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海外サッカー

ELでの「最高の夜」とプレミアでの「最悪の6戦未勝利」 ブライトンの序盤戦の戦いぶりにメディアは様々な見方…日本代表から離脱の三笘薫も試練の時

THE DIGEST編集部

2023.11.16

 そして、「ELと異なり、プレミアリーグでは間違った方向に進んでいる」ブライトンの今後については、「11月の代表ウィーク後、27日間で8試合とハードスケジュールのピークに達する。その間にデ・ゼルビのチームはELで次ラウンド進出を決めるとともに、プレミアリーグでもチームの改善に努めることになるが、良くなる前に悪化する可能性もある」と警鐘を鳴らした。

 このようなチームの状況は、三笘薫のパフォーマンスにも反映され、ここ数試合は精彩を欠いている。後半からの出場となったシェフィールド・U戦も見せ場は少なく、『WE ARE BRIGHTON.COM』は「途中交代から英雄的な活躍を見せた9月のボーンマス戦の再現を期待され、当時と同じくハーフタイム明けに投入されたが、至近距離のシュートを相手GKに阻止された以外は、45分間、彼はほとんど行き詰まった道を走り回っているように見えた」という厳しい評価を下されている。
 
 出場過多が囁かれ、日本代表に合流するも疲労が考慮され、宿舎で静養していた三笘だが、「足に違和感(張り)があり、検査の結果、プレー可能な状況ではなかった」(森保一監督談)ということで、「チームの力になれると信じて合流しましたが、残念ながら100%の状態でプレーできないということもあり、悔しいですが、残ったチームメイトに想いを託したいと思います」との言葉を残し、11月15日にチームを離脱した。

 彼は英国に戻り、怪我とコンディションの回復に努めることとなるが、不可欠な戦力として、すぐに重要な戦いの連続を強いられるだろう。三笘自身、そしてデ・ゼルビ監督は、待ち構える試練に対して、いかなる解決策を見つけるか。今後のブライトンには要注目である。

構成●THE DIGEST編集部

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