専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「EUROで優勝できなかったことが信じられない選手」を専門メディアが選定!まだ現役バリバリのエムバペが挙げられた理由とは!?

THE DIGEST編集部

2024.06.02

 1996年大会でイタリアに冷や水を浴びせるゴールを決めて脚光を浴びたネドベドは、同大会で決勝まで到達。クラブレベルではラツィオ、ユベントスで順調な歩みを見せてバロンドールも受賞したが、2回目以降のEUROでは2004年大会準決勝で伏兵ギリシャに敗れて挑戦は終わった。ピルロもクラブでの輝かしいタイトル歴に加え、イタリア代表としても2006年ドイツ大会優勝と申し分のない実績を有するが、EUROでは2012年に決勝まで駒を進めたが、スペインの猛威の前には成す術がなかった(0-4の大敗)。
 
 オランダの天才デニス・ベルカンプは初のビッグイベントとなったEURO1992に前回王者の一員として臨み、スター揃いのチームメイトとともに躍動したものの、準決勝でデンマークの勢いに行く手を阻まれた。そして自国開催で優勝候補にも目された2000年大会では準決勝まで順調に勝ち進み、イタリア相手に数的有利も得て猛攻を仕掛けるもチャンスをことごとく逃し、この時もPK戦で敗れてキャリアに欧州制覇という勲章を加えることはできずに終わっている。

 そして、こうした過去の選手たちにまじって、唯一現役選手としてこのリストに名前が挙げられたのは、フランスのキリアン・エムバペだ。これについて、同メディアは「このリストに彼を含めるのは厳しいかもしれない。彼はこれまで、一度しかEUROに出場しておらず、今夏に開催される大会では優勝候補と目されるフランス代表の一員である」と綴りながらも、以下のように続けた。

「しかし、10代でW杯を制したことにより、彼が普通の基準で評価されることは決してない。25歳の彼は、この大会ではまだ一度もゴールを挙げたことがなく、前回2020大会(開催は2021年)のラウンド・オブ16でスイスに敗れた際には、決定的なPKを外している。頑張れ、キリアン……」

 ちなみに同メディアは、コパ・アメリカでも同様の企画で7人の偉大な選手を選定している。歴史上最も優れたサッカー選手の座を今なお争っている2人の故人がここに名を連ね、また現在は怪我からのリハビリに励み、今夏の大会でも出場メンバーから外れた名手も含まれている。その顔ぶれは以下の通り。

ネイマール(ブラジル代表)
ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン代表)
ペレ(ブラジル代表)
ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン代表)
カルロス・テベス(アルゼンチン代表)
ハメス・ロドリゲス(コロンビア代表)
カカ(ブラジル代表)

構成●THE DIGEST編集部

【動画】C・ロナウド、新記録達成の35ゴール目は豪快ヘッドで!

【関連記事】エムバペ、マドリー移籍ならパリ五輪出場は断念か!? 自国開催で金メダル獲得をめざすフランスU-23代表のアンリ監督には大きな痛手!

【動画】エムバペがCLソシエダ戦で決めたスーパーゴールをスローでチェック!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号