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海外テニス

「悲しいとは思わない」敗戦直後、大坂なおみの“ポジティブ姿勢”を専門メディア称賛「素晴らしい考え方だ」

THE DIGEST編集部

2025.09.05

大坂は全米OP決勝進出を逃したが、試合後のコメントが注目を浴びている。(C)Getty Images

大坂は全米OP決勝進出を逃したが、試合後のコメントが注目を浴びている。(C)Getty Images

 現地9月4日、テニスの全米オープンは女子シングルス準決勝が行なわれ、大坂なおみが世界ランク9位のアマンダ・アニシモワ(米国)に1-2(7-6、6-7、3-6)で敗れた。惜しくも決勝進出は逃したが、試合後のコメントが海外から注目を浴びポジティブな思考が称賛されている。

 第1セットを先取し、決勝進出に王手をかけた。第2セットは地元のアニシモワが反撃するが、ともにタイブレークで一進一退の攻防を演じる。冷静に試合を運んできた大坂だったが、最終3セット目に左ふくらはぎを気にする素振りが見られると、徐々に足が止まる。そのあとなんとか巻き返すが、最後は相手の勢いに押し切られ力尽きた。

 18、20年に次ぐ3度目の頂点を狙ったが、あと一歩届かなかった。呆然と立ち尽くす大坂だったが、試合後にはアニシモバと健闘を労うハグを交わす。最後まで熱戦を見守ったファンに向け、笑顔で手を振りながら会場を後にした。
 
 テニス専門メディア『The Tennis Letter』は激闘直後の大坂の記者会見を一部公開。出産後では初の四大大会で4強入りを果たした結果について、「素晴らしい考え方だ」と絶賛している。

「正直、悲しいとは思っていないわ。全力を尽くしたと思えるからです。むしろ私にとって、この結果は励みになっています。もっと練習して、もっと強くなりたいという気持ちになるわ。また全力を尽くして挑戦し、どうなるか見てみたい。自分自身に怒ったり、落ち込んだりすることはないわ」

 大舞台に母親となってカムバックしてきた大坂。2020年以来の戴冠とはならなかったが、完全復活を印象付けた。 

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大坂なおみ、決勝進出ならずも会場から労いの拍手

【記事】大坂なおみ、5年ぶり全米オープン決勝進出ならず!“天敵”アニシモワにフルセットの末に逆転負け<SMASH>
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