異例のスタンディングオベーションだ。
現地9月4日、テニスの全米オープンは女子シングルス準決勝が行なわれ、大坂なおみが世界ランク9位のアマンダ・アニシモワ(米国)に1-2(7-6、6-7、3-6)で敗れた。5年ぶり3度目の決勝進出を逃したが、出産後では初の四大大会4強入りを果たした日本人に称賛が集まっている。
第1セットは大坂がタイブレークの末に先取。決勝進出に王手をかけた。第2セットは一進一退の攻防の末、アニシモバが取り返し試合を振り出しに戻す。勝負の最終セットはアニシモバが有利に試合を進め、第4ゲームでブレークに成功。大坂は最後まで粘るもアニシモバに押し切られて力尽きた。
試合後、両者はコート中央で激闘を称え合うかのように抱擁。大坂はバッグを持ち、コートを離れようとすると会場からは割れんばかりの拍手が起こる。母親として大舞台に戻ってきた日本人選手は左手を挙げて歓声に応えると、静かに会場を後にした。
海外メディアもこの光景に反応している。大会公式Xは「再びグランドスラムでナオミ・オオサカが勝ち進む姿を見られて嬉しかった。素晴らしい大会をありがとう!」と異例の感謝を寄せた。
同じく米大手放送局『ESPN』のスポーツニュース番組『Sports Center』は公式Xに中継映像をアップ。「全米オープンでのナオミ・オオサカの快進撃は本当に素晴らしいものだ。誇りに思うことがたくさんある」と、大会を大いに沸かせた日本人選手を称えた。
惜しくも準決勝で姿を消したが、2時間56分に及んだ死闘は多くのファンの胸を打ったことだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】元女王シフィオンテク、全米オープン準々決勝敗退後の会見で記者の質問に痛烈反撃!<SMASH>
現地9月4日、テニスの全米オープンは女子シングルス準決勝が行なわれ、大坂なおみが世界ランク9位のアマンダ・アニシモワ(米国)に1-2(7-6、6-7、3-6)で敗れた。5年ぶり3度目の決勝進出を逃したが、出産後では初の四大大会4強入りを果たした日本人に称賛が集まっている。
第1セットは大坂がタイブレークの末に先取。決勝進出に王手をかけた。第2セットは一進一退の攻防の末、アニシモバが取り返し試合を振り出しに戻す。勝負の最終セットはアニシモバが有利に試合を進め、第4ゲームでブレークに成功。大坂は最後まで粘るもアニシモバに押し切られて力尽きた。
試合後、両者はコート中央で激闘を称え合うかのように抱擁。大坂はバッグを持ち、コートを離れようとすると会場からは割れんばかりの拍手が起こる。母親として大舞台に戻ってきた日本人選手は左手を挙げて歓声に応えると、静かに会場を後にした。
海外メディアもこの光景に反応している。大会公式Xは「再びグランドスラムでナオミ・オオサカが勝ち進む姿を見られて嬉しかった。素晴らしい大会をありがとう!」と異例の感謝を寄せた。
同じく米大手放送局『ESPN』のスポーツニュース番組『Sports Center』は公式Xに中継映像をアップ。「全米オープンでのナオミ・オオサカの快進撃は本当に素晴らしいものだ。誇りに思うことがたくさんある」と、大会を大いに沸かせた日本人選手を称えた。
惜しくも準決勝で姿を消したが、2時間56分に及んだ死闘は多くのファンの胸を打ったことだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】元女王シフィオンテク、全米オープン準々決勝敗退後の会見で記者の質問に痛烈反撃!<SMASH>