男子テニス元世界ランキング２位のキャスパー・ルード（ノルウェー／現12位）が９月11日に自身の公式インスタグラム（@casperruud）を更新し、昨年11月末に婚約した恋人のマリア・ガリガーニさんとの間に第１子となる女の子を授かったことを報告した。

　今回の投稿では、ガリガーニさんのお腹に優しく手を添えるルードと、優しい笑顔を浮かべる２人、そして愛犬が並ぶ写真をアップ。「チーム（家族）が大きくなるよ。来年会おうね、ベイビーガール」とのコメントも綴られており、新たな命の誕生を待ち望む２人の幸せが溢れる素敵な投稿となっている。

　この投稿にはテニス界からも祝福のコメントが殺到。

　先日の「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／ハードコート）で四大大会６勝目を飾ったカルロス・アルカラス（スペイン／現１位）や、四大大会で男子選手史上最多の24勝を誇るノバク・ジョコビッチ（セルビア／現４位）らの他、現役時代に「全仏オープン」（フランス・パリ／クレーコート／四大大会）で前人未到の14勝を挙げ、昨年11月に引退した赤土の王者ラファエル・ナダル氏（スペイン／元１位／39歳）もルードへの温かいメッセージを寄せている。
  　2022年９月に世界ランキングでキャリアハイの２位を記録し、現在も12位と好位置につけているルード。今季は現時点で29勝12敗と勝ち越しており、５月の「マドリード・オープン」（スペイン・マドリード／クレー）では四大大会に次ぐグレードのマスターズ1000初優勝というキャリア最大のマイルストーンを手に入れた。しかし最高峰の四大大会では出場３大会（全豪・全仏・全米）全てで２回戦敗退に終わり、思うような結果を残せなかった。

　数々の有望な若手が台頭している競争の激しい男子ツアーを牽引し続けてきたルード。愛するガリガーニさんと生まれてくる子どもの存在をモチベーションに、今後も公私ともに充実した生活を送っていってほしい。

文●中村光佑

【画像】ルードが公開した婚約者の懐妊を伝えるハッピーなフォト

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