男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」日本対ドイツ戦が、東京・有明で9月12日、13日に行なわれます。ツアー大会と違い、団体戦でポイントは付かず賞金もなく、監督からのオファーを受けた選手が国の代表としてプレーします。
近年は国の代表ということに対する捉え方が、ポジティブになってきたように感じます。タイトなツアースケジュールの中でも出ようと考える選手が増えました。国の代表という意識が昔よりも強いのは明らかです。
それに選手にとってポイントのディフェンドがない試合はあまりないため、思い切りプレーできて色々なことに挑戦できます。加えて大勢の声援の後押しもあるため、ポジティブな視点では良いパフォーマンスが出せる環境が整っています。つまり、選手にとっては何か変わる切っ掛けにできる大会であり、観客にとっては面白い試合が見られるチャンスであるわけです。
観戦初心者にとっても、国別対抗戦は最適な大会です。テニスは静かに見ないとダメという点にとらわれている人がいますが、国別対抗戦では応援が必須なので気軽に楽しめるでしょう。
どちらの応援をすればいいかが明らかですし、会場の雰囲気に合わせて声を出すことから始められます。慣れてきたら、自分から選手にかけたい言葉を声に出してみてください。そうしていくと、そのコートの中での一体感を選手たちも含めて感じられるはずです。
国別対抗戦では、ベンチの後ろにはチームメンバーがいます。彼らが気合いを入れて声掛けをしている時は重要な局面の場合が多いです。声援は選手にとって大きな力になりますから、選手の気持ちが揺れていそうな時ほど、声を出していきましょう。
団体戦の場合、選手交代があるか、ないかも観戦の醍醐味です。発表にあった選手から変わった場合、その意図を考えてみたり、1日目の結果を受けて、2日目のオーダーを自分なりに考えるのも面白いでしょう。
相手チームを見るのもお勧めです。アウェーでプレーする時の態度や行動を見ておくと、自分が同じ状況で試合をする時の参考になると思います。日本と相手チームを比較して、違いを見つけてみてください。
文●伊達公子
撮影協力/株式会社SIXINCH.ジャパン
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近年は国の代表ということに対する捉え方が、ポジティブになってきたように感じます。タイトなツアースケジュールの中でも出ようと考える選手が増えました。国の代表という意識が昔よりも強いのは明らかです。
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観戦初心者にとっても、国別対抗戦は最適な大会です。テニスは静かに見ないとダメという点にとらわれている人がいますが、国別対抗戦では応援が必須なので気軽に楽しめるでしょう。
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国別対抗戦では、ベンチの後ろにはチームメンバーがいます。彼らが気合いを入れて声掛けをしている時は重要な局面の場合が多いです。声援は選手にとって大きな力になりますから、選手の気持ちが揺れていそうな時ほど、声を出していきましょう。
団体戦の場合、選手交代があるか、ないかも観戦の醍醐味です。発表にあった選手から変わった場合、その意図を考えてみたり、1日目の結果を受けて、2日目のオーダーを自分なりに考えるのも面白いでしょう。
相手チームを見るのもお勧めです。アウェーでプレーする時の態度や行動を見ておくと、自分が同じ状況で試合をする時の参考になると思います。日本と相手チームを比較して、違いを見つけてみてください。
文●伊達公子
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