海外テニス

有言実行でデ杯デビューを果たした19歳の坂本怜が「日本チームとして強くなると確信しています」とSNSに投稿<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.09.16

坂本がデ杯デビュー戦の感謝と今後の意気込みをインスタグラムに綴った。写真:滝川敏之

 男子テニスの坂本怜(世界ランキング189位)が、9月15日に自身の公式インスタグラム(@reisakamoto0624)を更新し、デ杯のデビュー戦について綴った。

 既報の通り、9月12日~13日に東京・有明コロシアムで行なわれた男子の国別対抗戦「2025デビスカップ(デ杯)・ファイナル予選2回戦」で、日本はドイツに0勝3敗で敗退を喫した。そして消化試合となった第4試合のシングルスで、錦織圭(同91位)の代わりに召集された19歳の坂本がデ杯デビューを果たした。
 
 2024年9月のデ杯ワールドグループ1部コロンビア戦でヒッティング要員として帯同していた坂本は、日本チームの勝利が決まった後のオンコートインタビューで「来年は僕がここでプレーします」と観客に向かって宣言。そして約1年後、有言実行でプレーしたのだ。
 
 迎えた17歳のジャスティン・エンゲル(217位)との若手対決は3-6、7-6(2)、7-10で惜しくも敗れ、デ杯初勝利はお預けとなったものの、若さあふれるプレーで観客を沸かせ、記憶に残る試合だったことは間違いない。

 そしてインスタグラムには「デビスカップのチームに入れてもらい、試合をしました。勝利の女神は僕らに微笑みはしませんでしたが、この経験を経て日本チームとして強くなると確信しています。僕を迎え入れてもらいありがとうございました。最高に楽しい一週間でした!」と綴った。

 有言実行の坂本が発信した通り、日本チームがさらに強くなり、次回は勝利の女神が微笑んでくれることを期待したい。また、坂本のさらなる活躍も楽しみだ。

構成●スマッシュ編集部

【画像】日本はダブルスに敗れ予選敗退が決定。坂本怜もデビュー飾れず4連敗を喫する|デビスカップ・ファイナル予選2回戦 日本対ドイツ第2日

【関連記事】ダブルスも敗れデ杯ファイナル進出を逃した日本。綿貫/柚木が痛感したドイツとの「経験の差」<SMASH>

【関連記事】デ杯初日、日本は厳しい2連敗…。西岡良仁「流れが自分に来ない」、望月慎太郎「シンプルに力不足」<SMASH>
NEXT
PAGE
【画像】デ杯デビュー戦を振り返った坂本のインスタグラム投稿