男子テニスツアー「デルレイビーチ・オープン」(アメリカ・フロリダ)は、22日(日本時間23日未明)にシングルス準決勝が行なわれ、西岡良仁(ミキハウス)がウーゴ・アンベール(フランス)を1-6、6-4、6-0の逆転で破り、決勝進出を決めた。
昨日と同様、強い風の吹きすさぶデルレイビーチ。この日は特に天候が悪く、時折、小雨が降る中で試合が行なわれた。そんな天候に悩まされてか、西岡は第1セット、第2、第4ゲームで立て続けにブレークを許し、0-4となってしまう。
するとここで強い雨が降りはじめ、試合は30分ほど中断。これを恵みの雨としたい西岡だったが、長身の左利きから繰り出される相手の鋭いサービスを攻略できず、1-6でセットを落とした。
第2セット、西岡から2-1となったところで、雨による2度目の中断。約1時間後に再開されると、ここでようやく調子を取り戻しはじめた西岡が、得意のストローク戦でポイントを重ね、試合を優位に進める。5-4となった相手サービスの第10ゲームで、セットポイントを迎えると、アンベールが痛恨のダブルフォールトを犯し、セットオールとなった。
第3セットも、西岡は集中を切らさず、緩急をつけたストロークで相手のミスを引き出す。3度のブレークに成功し、1時間41分で試合にピリオドを打った。
ツアーでの決勝進出は、2018年に優勝した深セン・オープン以来の西岡。決勝では、ライリー・オペルカ(アメリカ)とミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の勝者と対戦する。
なおこの勝利により、来週更新される世界ランキングで、西岡は49位以上にランクされることが確定。自身初のトップ50入りとなる。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】世界で戦う熱き日本人プレーヤーたち!
昨日と同様、強い風の吹きすさぶデルレイビーチ。この日は特に天候が悪く、時折、小雨が降る中で試合が行なわれた。そんな天候に悩まされてか、西岡は第1セット、第2、第4ゲームで立て続けにブレークを許し、0-4となってしまう。
するとここで強い雨が降りはじめ、試合は30分ほど中断。これを恵みの雨としたい西岡だったが、長身の左利きから繰り出される相手の鋭いサービスを攻略できず、1-6でセットを落とした。
第2セット、西岡から2-1となったところで、雨による2度目の中断。約1時間後に再開されると、ここでようやく調子を取り戻しはじめた西岡が、得意のストローク戦でポイントを重ね、試合を優位に進める。5-4となった相手サービスの第10ゲームで、セットポイントを迎えると、アンベールが痛恨のダブルフォールトを犯し、セットオールとなった。
第3セットも、西岡は集中を切らさず、緩急をつけたストロークで相手のミスを引き出す。3度のブレークに成功し、1時間41分で試合にピリオドを打った。
ツアーでの決勝進出は、2018年に優勝した深セン・オープン以来の西岡。決勝では、ライリー・オペルカ(アメリカ)とミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の勝者と対戦する。
なおこの勝利により、来週更新される世界ランキングで、西岡は49位以上にランクされることが確定。自身初のトップ50入りとなる。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】世界で戦う熱き日本人プレーヤーたち!