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海外テニス

元女王ハレップが今季4度決勝進出の新鋭リバキナを破り通算20勝目をマーク【女子テニスツアー】

スマッシュ編集部

2020.02.24

今季初となる決勝戦で苦しみながらもタイトルを手にしたハレップ。昨年のウインブルドン以来となる優勝によって通算成績を20勝とした。(C)GettyImages

今季初となる決勝戦で苦しみながらもタイトルを手にしたハレップ。昨年のウインブルドン以来となる優勝によって通算成績を20勝とした。(C)GettyImages

 女子テニスのWTAツアーでは、2月17日~22日にかけて「ドバイ選手権」(UAE)を開催。シングルス決勝では、第1シードのシモナ・ハレップ(ルーマニア)が、エレナ・リバキナ(カザフスタン)を3-6、6-3.7-6(5)のフルセットの末に破り優勝した。

 今季初となる決勝進出を果たしたハレップと対峙したのは、これが今季4度目の決勝進出となる20歳のリバキナ。リバキナは初戦で今年の全豪覇者ソフィア・ケニン(アメリカ)を、準決勝では世界2位のカロリーナ・プリスコワを破っての決勝進出である。

 そんな勢いのある相手にハレップは、序盤から自身のサービスゲームで思うようにポイントを奪えず第1セットを落とすが、第2セットに入るとサービスとリターンの精度をアップさせセットカウントをイーブンとする。

 迎えたファイナルセットでは、リバキナに一時は1-3とリードを許したハレップであったが、そこから追いつきタイブレークへと持ち込むと、これを7-5で取り切り勝利の瞬間を迎えた。
 
 試合後ハレップは、「勝ててよかったわ。リバキナは精神的にとてもタフだから、私自身すごくプレッシャーを感じながらのプレーだった」と戦いを振り返った。ハレップの優勝は昨年のウインブルドン以来で、これがキャリア通算20勝目という節目のタイトルとなった。

 ダブルス決勝は、第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/バルボラ・ストリコワ(台湾/チェコ)が、第5シードのバルボラ・クレイチコワ(チェコ)/ジェン・サイサイ(チェコ/中国)を破り優勝を飾るとともに、早くも今季2勝目を記録した。 

【2月17日週のWTA試合結果】
■ドバイ選手権
開催地:UAE(ドバイ)
賞金総額:264万3,670ドル
大会グレード:プレミア 

女子シングルス決勝
S・ハレップ[1]  3‐6、6‐3、7‐6(5) E・リバキナ

女子ダブルス決勝
シェイ・スーウェイ/B・ストリコワ[1] 7‐5、3‐6、[10‐5] B・クレイチコワ/ジェン・サイサイ[5]

※名前後の数字=シード

【2月24日週のWTAツアースケジュール】
■カタール・オープン
開催地:カタール(ドーハ) 大会グレード/プレミア5

■メキシコ・オープン
開催地:メキシコ(アカプルコ) 大会グレード/インターナショナル

構成●スマッシュ編集部

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