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国内テニス

「良かった部分、悪かった部分の両方が見えた」長谷川愛依のインド遠征日記【MUFGジュニアテニス派遣1】

THE DIGEST編集部

2020.03.11

昨年11月、MUFGジュニア優勝の派遣にて、インドへ遠征した長谷川愛依。写真:JTA提供

昨年11月、MUFGジュニア優勝の派遣にて、インドへ遠征した長谷川愛依。写真:JTA提供

 MUFG ジュニアテニストーナメントでは、毎年上位成績を収めたジュニアを海外派遣している。2019年の同大会では、女子優勝の長谷川愛依(名古屋LTC)、男子優勝の金田諒大(相生学院高等学校)、準優勝の脇坂瑠衣(興國高等学校)の3人が派遣選手となり、長谷川はインドへ、金田と脇坂の男子2名はニュージーランドの遠征を終えた。

 ここでは彼らが遠征中につづった日記を抜粋し、この遠征で彼らが学んだことをお伝えする。第1回は女子の長谷川から。

■MUFGジュニアテニストーナメント2019・女子優勝者■
長谷川愛依のインド遠征日記

日程:2019年11月25日~30日
◆DELHI NOVEMBER ITF JUNIORS 
場所:インド、サーフェス:ハード
ドロー:単32、複16、グレード:4

11月23日(土)
深夜2時にホテルに着きました。午前中はゆっくりと朝食をとり、買い物へ行って午後からトレーニングと練習を行ないました。フライトの疲れや時差などがあり身体が重かったです。そして空気も濁っていました。

11月24日(日)
午前と午後で約4時間の練習とトレーニングもできて、とても充実した1日でした。インドでの食事はとても心配だったのですが、思った以上においしくしっかり食べられています。

11月25日(月)
今日も試合がなく、1日練習でした。現地に住んでいる日本人の方におにぎりを差し入れしていただきました。とても助かりました。コートとボールにも大分慣れてきたので明日はしっかりとプレーができるようにしたいです。

11月26日(火)
試合が始まり、6-0、6-4で初戦突破です。でも、なかなか納得のいくテニスの内容ではなかったので、今日の反省点を明日以降の試合へ生かしていけるようにしたいです。


インドでの食事もおいしく食べられたと言う長谷川。写真:JTA
 
11月27日(水)
2回戦。シングルスは6-1、6-4。ダブルスは6-1、2-6、6-10でした。ダブルスは負けてしまいましたが、シングルスは勝てたので明日も頑張りたいです。毎日タフですが、練習とトレーニングもしっかりしてテニス漬けの毎日を送っています。

11月28日(木)
シングルス準々決勝。相手は今大会第1シードのロシア人選手でした。1stは5-3リードからタイブレークで落としてしまいましたが、そこからもう一度立て直し、6-7(6)、6-4、6-1で勝つことができました。今日は諦めないで最後まで走りきれたと思います。

29日㈮
シングルスの準決勝でした。今日の相手は何処からでもしっかりと打ってくる選手でした。自分からの攻撃がなかなかうまくいかず、3-6、4-6で負けてしまいました。今日の反省を来週へ生かしたいです。

11月30日(土)
朝、練習をしてその後はオフでした。しっかりと休養をとってまた来週1週間しっかりと戦いきれるように頑張りたいです。

●総括●
最近、あまり納得のいく試合ができていなかったけれど、今回はできたのでうれしかったです。あとはもう少し精度を上げていき、もっと上の大会でも通用するようになりたいと思いました。

結果:単ベスト4
複ベスト8 with Ⅴ・MEHRA(IND)
 

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