男子テニス元世界ランキング3位のステファノス・チチパス(ギリシャ/27歳/現43位)が、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。アルゼンチンのテニス専門メディア『CLAY』のインタビューで、南米のクレーコート・シーズンに参戦しない理由を「アピアランスフィー(出場給)」だと語り波紋を呼んでいた件について、自身の発言の真意を釈明した。
問題となったのは、同メディアで先日公開されたインタビューだ。なぜブエノスアイレス、リオデジャネイロ、サンティアゴといった南米のクレー大会に一度も出場したことがないのかと問われた27歳のチチパスは、こう答えていた。
「南米は、真剣に検討するに足る十分な条件を提示してくれたことがない。アピアランスフィーという点では、常に中東の方がはるかに有利だ。ヨーロッパのツアーも強力な金銭的インセンティブを提供してきた。その違いは確かにある」
「どのテニス選手もアピアランスフィーに基づいて出場大会を選んでいる。それがテニスツアーの仕組みだ」
この率直なコメントは注目を集め、出場大会を資金面で選んでいると認めた点に反発する声や、発言を南米テニスに対する侮辱だと受け取る層からの批判を招いた。こうした反応を受け、チチパスは月曜日、滞在中のインディアンウェルズからSNSを通じて次のように釈明した。
「まず第一に、南米でプレーするのは本当に楽しい。現地のファンの情熱は特別で、あの地域の大会やテニスを取り巻く文化には大いに敬意を払っている。僕のコメントは決して不満を述べたものではないし、批判を意図したものでもない」
その上で、ツアーにおける金銭的な現実について次のように強調した。
「ATPツアーにおいて、選手には賞金以外でキャリアを財政的に支える手段が非常に限られている。現実として、ATP250やATP500の大会は、多くの場合、アピアランスフィーが存在する数少ない機会だ。そのため、スケジュールの決定がこうした要因に影響されることもある。これは僕に限ったことではない。多くの選手、特にトップレベルで競い合う選手たちが従っている標準的なモデルだ」
さらに、自身の発言の意図について補足した。
「僕はなぜ自分のカレンダーが時折あのような形になるのかという質問に、ただ答えただけだ。プロテニス界の常識を説明しただけで、特定の国や大会に対して否定的な感情を表明したわけではない。自分が戦う全ての場所に深く感謝しているし、将来的には世界の様々な地域でプレーしたいと思っている」
全豪オープン後はロッテルダム、ドーハ、ドバイとATP500大会を転戦したチチパス。前年覇者として臨んだ「ドバイ選手権」では初戦敗退に終わり、2018年以来初めてトップ40から陥落してしまった。ランキングを43位まで落として臨む「BNPパリバ・オープン」(3月4日~15日/アメリカ・インディアンウェルズ)で、まずはコート上の結果により存在感を示したいところだ。
構成●スマッシュ編集部
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「南米は、真剣に検討するに足る十分な条件を提示してくれたことがない。アピアランスフィーという点では、常に中東の方がはるかに有利だ。ヨーロッパのツアーも強力な金銭的インセンティブを提供してきた。その違いは確かにある」
「どのテニス選手もアピアランスフィーに基づいて出場大会を選んでいる。それがテニスツアーの仕組みだ」
この率直なコメントは注目を集め、出場大会を資金面で選んでいると認めた点に反発する声や、発言を南米テニスに対する侮辱だと受け取る層からの批判を招いた。こうした反応を受け、チチパスは月曜日、滞在中のインディアンウェルズからSNSを通じて次のように釈明した。
「まず第一に、南米でプレーするのは本当に楽しい。現地のファンの情熱は特別で、あの地域の大会やテニスを取り巻く文化には大いに敬意を払っている。僕のコメントは決して不満を述べたものではないし、批判を意図したものでもない」
その上で、ツアーにおける金銭的な現実について次のように強調した。
「ATPツアーにおいて、選手には賞金以外でキャリアを財政的に支える手段が非常に限られている。現実として、ATP250やATP500の大会は、多くの場合、アピアランスフィーが存在する数少ない機会だ。そのため、スケジュールの決定がこうした要因に影響されることもある。これは僕に限ったことではない。多くの選手、特にトップレベルで競い合う選手たちが従っている標準的なモデルだ」
さらに、自身の発言の意図について補足した。
「僕はなぜ自分のカレンダーが時折あのような形になるのかという質問に、ただ答えただけだ。プロテニス界の常識を説明しただけで、特定の国や大会に対して否定的な感情を表明したわけではない。自分が戦う全ての場所に深く感謝しているし、将来的には世界の様々な地域でプレーしたいと思っている」
全豪オープン後はロッテルダム、ドーハ、ドバイとATP500大会を転戦したチチパス。前年覇者として臨んだ「ドバイ選手権」では初戦敗退に終わり、2018年以来初めてトップ40から陥落してしまった。ランキングを43位まで落として臨む「BNPパリバ・オープン」(3月4日~15日/アメリカ・インディアンウェルズ)で、まずはコート上の結果により存在感を示したいところだ。
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