現役時代に四大大会で3度の準優勝を経験した女子テニス元世界ランキング1位のディナラ・サフィーナ氏(ロシア/39歳)がテニス系ポッドキャスト『Best Tennis Podcast』に出演。開催中の「マイアミ・オープン」(3月17日~29日/アメリカ・マイアミ/ハードコート)でベスト8進出を逃した同郷の18歳ミラ・アンドレーワ(現10位)に対し、「わざとミスをしているのではないか」と大胆な疑問を呈した。
アンドレーワは昨季、当時17歳で出場した2月の「ドバイ選手権」(UAE/ハード)を制して四大大会に次ぐWTA1000で史上最年少優勝を達成すると、続く同カテゴリー大会「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハード)も制覇。最高峰の四大大会でも「全豪オープン」でベスト16、「全仏オープン」と「ウインブルドン」でベスト8に進出し、7月には世界ランキングで自己最高の5位を記録した。
迎えた今季も年明けの「アデレード国際」(オーストラリア/ハード/WTA500)で早々にタイトルを獲得し、直後の全豪でも2年連続の16強入りを果たすなど滑り出しは上々だった。しかしドバイとインディアンウェルズではタイトル防衛に失敗し、第8シードで出場した今大会も4回戦で19歳のビクトリア・エムボコ(現9位)に6-7(4)、6-4、0-6とフルセットで敗れた。
エムボコ戦ではタイブレークの末に第1セットを落としたアンドレーワだったが、第2セットは終盤の第10ゲームをブレークして1セットオールに持ち込んだ。しかしファイナルセットでは1ゲームも奪えず、2時間17分で力尽きた。
カテリナ・シニアコワ(現42位)に敗れたインディアンウェルズ3回戦で感情を大きく乱す場面が見られたアンドレーワは、この試合でも苛立ちをにじませる様子がうかがえた。それを踏まえ、サフィーナ氏は18歳のパフォーマンスをこう評した。
「(第2セット途中で)ミラは治療を受けた。でも第2セットを奪い、エムボコは少し落ち込んでいたから、私はミラが『この後も素晴らしいプレーを見せてくれる』と思っていたけど、第3セットは立ち上がりからとても奇妙な内容だった。第2セットを取り切った時のミラは非常に冷静だったのに、その後はまるで別人だった」
その上で同氏はアンドレーワのミスが「感情的なものに見える」とし、次のように持論を展開した。
「この考え方は間違っているかもしれないけど、彼女はわざとミスをしているような気がする。外から見ている印象にすぎないけど、彼女はミスをするたびにボックス席へ目をやって、『ほら、ミスしたじゃない!』と伝えたいように見える」
サフィーナ氏は元トップ選手として、急激なランキング上昇に伴うプレッシャーへの理解も示す。しかし最後は「スポンサーやコーチ、ファンが結果を期待するのは当然のこと」と語り、「それに応えるのもプロの仕事」と厳しい言葉で締めくくった。
この後アンドレーワは4月13日に開幕する「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト/WTA500)でクレーシーズンをスタートする予定。18歳が重圧を跳ね除け、再び本来の力を発揮できるか注目される。
文●中村光佑
【動画】アンドレーワがエムボコにフルセットで敗れたマイアミ・オープン4回戦ハイライト
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アンドレーワは昨季、当時17歳で出場した2月の「ドバイ選手権」(UAE/ハード)を制して四大大会に次ぐWTA1000で史上最年少優勝を達成すると、続く同カテゴリー大会「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハード)も制覇。最高峰の四大大会でも「全豪オープン」でベスト16、「全仏オープン」と「ウインブルドン」でベスト8に進出し、7月には世界ランキングで自己最高の5位を記録した。
迎えた今季も年明けの「アデレード国際」(オーストラリア/ハード/WTA500)で早々にタイトルを獲得し、直後の全豪でも2年連続の16強入りを果たすなど滑り出しは上々だった。しかしドバイとインディアンウェルズではタイトル防衛に失敗し、第8シードで出場した今大会も4回戦で19歳のビクトリア・エムボコ(現9位)に6-7(4)、6-4、0-6とフルセットで敗れた。
エムボコ戦ではタイブレークの末に第1セットを落としたアンドレーワだったが、第2セットは終盤の第10ゲームをブレークして1セットオールに持ち込んだ。しかしファイナルセットでは1ゲームも奪えず、2時間17分で力尽きた。
カテリナ・シニアコワ(現42位)に敗れたインディアンウェルズ3回戦で感情を大きく乱す場面が見られたアンドレーワは、この試合でも苛立ちをにじませる様子がうかがえた。それを踏まえ、サフィーナ氏は18歳のパフォーマンスをこう評した。
「(第2セット途中で)ミラは治療を受けた。でも第2セットを奪い、エムボコは少し落ち込んでいたから、私はミラが『この後も素晴らしいプレーを見せてくれる』と思っていたけど、第3セットは立ち上がりからとても奇妙な内容だった。第2セットを取り切った時のミラは非常に冷静だったのに、その後はまるで別人だった」
その上で同氏はアンドレーワのミスが「感情的なものに見える」とし、次のように持論を展開した。
「この考え方は間違っているかもしれないけど、彼女はわざとミスをしているような気がする。外から見ている印象にすぎないけど、彼女はミスをするたびにボックス席へ目をやって、『ほら、ミスしたじゃない!』と伝えたいように見える」
サフィーナ氏は元トップ選手として、急激なランキング上昇に伴うプレッシャーへの理解も示す。しかし最後は「スポンサーやコーチ、ファンが結果を期待するのは当然のこと」と語り、「それに応えるのもプロの仕事」と厳しい言葉で締めくくった。
この後アンドレーワは4月13日に開幕する「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト/WTA500)でクレーシーズンをスタートする予定。18歳が重圧を跳ね除け、再び本来の力を発揮できるか注目される。
文●中村光佑
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