今季限りでの現役引退を表明している男子テニス元世界ランキング4位の錦織圭(現477位)に対し、間もなく開幕する四大大会「全米オープン」(8月30日~9月12日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)が作成した“1分の動画”が大きな反響を呼んでいる。
36歳の錦織は2014年の全米オープンでアジア人男子選手史上初となる四大大会シングルス決勝進出を達成。4回戦でミロシュ・ラオニッチ(カナダ/元3位)、準々決勝でスタン・ワウリンカ(スイス/元3位/現127位)を破ると、準決勝では当時世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア/現5位)を撃破。決勝では同世代の好敵手マリン・チリッチ(クロアチア/元3位/現81位)に敗れたものの堂々の準優勝を飾った。その後も16年と18年にベスト4へ進出するなど、錦織にとって同大会はキャリアを語る上で欠かせない思い出の舞台だ。
現役最後の四大大会となった今年の大会には、米国人選手以外では異例となる予選ワイルドカード(主催者推薦/WC)で出場。予選1、2回戦は突破したものの、最後は20歳の坂本怜(同157位)との日本人対決に4-6、6-7(3)で敗れ、本戦入りは叶わなかった。
そして試合後、全米オープンは公式インスタグラムとXを通じ、錦織のニューヨークでの活躍を振り返る特別動画を公開。長年にわたって大会を沸かせてきた36歳を称えた。
映像では、右手首のケガから復帰した18年大会の準々決勝でチリッチを破り、満面の笑みを浮かべる姿をはじめ、16年大会の準々決勝で当時世界1位のアンディ・マリー(イギリス)を撃破した瞬間、そして先述の14年大会でジョコビッチに勝利し、歓喜に沸いた場面などが収められている。この投稿を見たファンからは、以下のような温かいコメントが続々と寄せられた。
「USオープン、圭への最高のリスペクトをありがとう!」、「泣ける。四大大会でこんな動画を作ってもらえる選手が果たして何人いることか」、「錦織は日本人のテニス選手としてだけでなく、アジアのテニス選手として最高の存在でした」、「圭、勇気と感動をありがとう!」、「錦織選手のおかげで日本にもプロを目指す子が増えました」
また錦織本人も29日に更新した公式X(@keinishikori)でこの動画を引用し、手を合わせる絵文字で感謝の気持ちを表現。その直後には予選決勝後の特別セレモニーで撮影された自身が記念パネルを掲げる写真を添え、「ニューヨークでの全ての素晴らしい思い出と、最後のチャンスを与えてくれたことに本当に感謝しています!」と綴った。
“眠らない街”ニューヨークで幾多の名勝負を繰り広げ、現地のファンを魅了してきた錦織。わずか1分という短い映像からも、日本のエースが全米オープンという大舞台で刻んできた輝かしい軌跡がダイレクトに伝わってくる。
文●中村光佑
【動画】全米オープン公式が制作した錦織圭の戦いぶりを称える映像
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36歳の錦織は2014年の全米オープンでアジア人男子選手史上初となる四大大会シングルス決勝進出を達成。4回戦でミロシュ・ラオニッチ(カナダ/元3位)、準々決勝でスタン・ワウリンカ(スイス/元3位/現127位)を破ると、準決勝では当時世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア/現5位)を撃破。決勝では同世代の好敵手マリン・チリッチ(クロアチア/元3位/現81位)に敗れたものの堂々の準優勝を飾った。その後も16年と18年にベスト4へ進出するなど、錦織にとって同大会はキャリアを語る上で欠かせない思い出の舞台だ。
現役最後の四大大会となった今年の大会には、米国人選手以外では異例となる予選ワイルドカード(主催者推薦/WC)で出場。予選1、2回戦は突破したものの、最後は20歳の坂本怜(同157位)との日本人対決に4-6、6-7(3)で敗れ、本戦入りは叶わなかった。
そして試合後、全米オープンは公式インスタグラムとXを通じ、錦織のニューヨークでの活躍を振り返る特別動画を公開。長年にわたって大会を沸かせてきた36歳を称えた。
映像では、右手首のケガから復帰した18年大会の準々決勝でチリッチを破り、満面の笑みを浮かべる姿をはじめ、16年大会の準々決勝で当時世界1位のアンディ・マリー(イギリス)を撃破した瞬間、そして先述の14年大会でジョコビッチに勝利し、歓喜に沸いた場面などが収められている。この投稿を見たファンからは、以下のような温かいコメントが続々と寄せられた。
「USオープン、圭への最高のリスペクトをありがとう!」、「泣ける。四大大会でこんな動画を作ってもらえる選手が果たして何人いることか」、「錦織は日本人のテニス選手としてだけでなく、アジアのテニス選手として最高の存在でした」、「圭、勇気と感動をありがとう!」、「錦織選手のおかげで日本にもプロを目指す子が増えました」
また錦織本人も29日に更新した公式X(@keinishikori)でこの動画を引用し、手を合わせる絵文字で感謝の気持ちを表現。その直後には予選決勝後の特別セレモニーで撮影された自身が記念パネルを掲げる写真を添え、「ニューヨークでの全ての素晴らしい思い出と、最後のチャンスを与えてくれたことに本当に感謝しています!」と綴った。
“眠らない街”ニューヨークで幾多の名勝負を繰り広げ、現地のファンを魅了してきた錦織。わずか1分という短い映像からも、日本のエースが全米オープンという大舞台で刻んできた輝かしい軌跡がダイレクトに伝わってくる。
文●中村光佑
【動画】全米オープン公式が制作した錦織圭の戦いぶりを称える映像
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