テニス四大大会「全米オープン」(8月30日~9月13日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)のシングルス2回戦で、日本の坂本怜(世界ランク157位)が第11シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同12位)に3-6、6-7(2)、5-7で敗れた。
この試合を現地で観戦していた日本テニス界レジェンドの松岡修造氏は、自身の公式インスタグラム(@shuzo_dekiru)で「坂本怜選手、全米オープンで『世界』を知る」と題し、熱い独自解説をしている。
地元の人気選手との舞台となったのは、会場で2番目に大きい「ルイアームストロング・スタジアム」だった。そして、ティアフォーがコートに入れば「名前が呼ばれるだけで大歓声が上がる」ほどで、坂本が「これまで経験したことのない『完全アウェー』だった」と松岡氏は感じだという。
同氏は「その空気に飲み込まれたのか、立ち上がりは明らかに硬かった。いきなりサービスをブレークされる。その後は、取り返そうと食らいついたが、第1セットは3-6」と振り返った。
第2セットは「『坂本怜』が出てきた」と記し、「サービスで押す。ストロークでも下がらない。ティアフォーの強烈なボールに対して、自分から前へ入り、真正面から打ち合っていった。そして、ブレーク!会場の空気が一瞬変わった。世界のトップ選手を相手にしても、怜のテニスは通用する。そう感じさせてくれる時間だった」と称賛。 しかし、一筋縄ではいかないのがトップ選手との対戦だ。ティアフォーは「少しでも集中が緩むと、一気にギアを上げてくる。守っていると思った次の瞬間には、カウンターがやってくる。観客を煽り、歓声を自分のエネルギーに変えていく」
松岡氏は「これが経験。これがトップの力」と見ている。
それでも、『完全アウェー』の中でも「怜は逃げなかった。最後まで、ティアフォーに向かっていった。もちろん悔しい。でも僕は今日、怜がこれから目指すテニスが、はっきり見えた気がする」と評価。
そして「剛柔のサムライ」と表現し、その理由を綴った。
「剛」は「スケールの大きなサービス。フォアハンド。バックのストレート。世界を打ち抜く力がある」、「柔」は「スライス。ドロップショット。ボレー。タッチ。相手の力を利用し、時間とリズムを変える感覚がある」だ。
「サムライ」は、「怜は勝った時、ラケットを刀に見立てる“サムライ・セレブレーション”をする。でも、サムライとは、勝った時のポーズだけではない。どんな状況でも逃げず、最後まで相手に立ち向かうこと。今日、ティアフォー一色のスタジアムで、その姿を見せてくれた」
そして最後に「20歳。伸びしろいっぱい。夢いっぱい。この敗戦は、ただ世界との差を感じた試合ではない。『世界で戦うために、自分に何が必要なのか』それを全身で知ることができた試合だったと思う。さぁ怜。ここからだ。剛と柔、両方を持つサムライへ。世界よ、待っていろ。坂本怜なら、できる!」と、熱いエールを送った。
構成●スマッシュ編集部
【画像】坂本をはじめ、全米オープン2026を戦う男子選手たちの厳選フォト!
【関連記事】四大大会本戦初勝利の坂本怜「身体的にもメンタル的にも5セット耐えられた」。7カ月前の敗戦が起点となった“成長幅” <SMASH>
【関連記事】「トップ・オブ・ザ・トップ」松岡修造が坂本怜の全米OP1回戦勝利を大絶賛!「圭との戦いでつかんだ自信」にも着目<SMASH>
この試合を現地で観戦していた日本テニス界レジェンドの松岡修造氏は、自身の公式インスタグラム(@shuzo_dekiru)で「坂本怜選手、全米オープンで『世界』を知る」と題し、熱い独自解説をしている。
地元の人気選手との舞台となったのは、会場で2番目に大きい「ルイアームストロング・スタジアム」だった。そして、ティアフォーがコートに入れば「名前が呼ばれるだけで大歓声が上がる」ほどで、坂本が「これまで経験したことのない『完全アウェー』だった」と松岡氏は感じだという。
同氏は「その空気に飲み込まれたのか、立ち上がりは明らかに硬かった。いきなりサービスをブレークされる。その後は、取り返そうと食らいついたが、第1セットは3-6」と振り返った。
第2セットは「『坂本怜』が出てきた」と記し、「サービスで押す。ストロークでも下がらない。ティアフォーの強烈なボールに対して、自分から前へ入り、真正面から打ち合っていった。そして、ブレーク!会場の空気が一瞬変わった。世界のトップ選手を相手にしても、怜のテニスは通用する。そう感じさせてくれる時間だった」と称賛。 しかし、一筋縄ではいかないのがトップ選手との対戦だ。ティアフォーは「少しでも集中が緩むと、一気にギアを上げてくる。守っていると思った次の瞬間には、カウンターがやってくる。観客を煽り、歓声を自分のエネルギーに変えていく」
松岡氏は「これが経験。これがトップの力」と見ている。
それでも、『完全アウェー』の中でも「怜は逃げなかった。最後まで、ティアフォーに向かっていった。もちろん悔しい。でも僕は今日、怜がこれから目指すテニスが、はっきり見えた気がする」と評価。
そして「剛柔のサムライ」と表現し、その理由を綴った。
「剛」は「スケールの大きなサービス。フォアハンド。バックのストレート。世界を打ち抜く力がある」、「柔」は「スライス。ドロップショット。ボレー。タッチ。相手の力を利用し、時間とリズムを変える感覚がある」だ。
「サムライ」は、「怜は勝った時、ラケットを刀に見立てる“サムライ・セレブレーション”をする。でも、サムライとは、勝った時のポーズだけではない。どんな状況でも逃げず、最後まで相手に立ち向かうこと。今日、ティアフォー一色のスタジアムで、その姿を見せてくれた」
そして最後に「20歳。伸びしろいっぱい。夢いっぱい。この敗戦は、ただ世界との差を感じた試合ではない。『世界で戦うために、自分に何が必要なのか』それを全身で知ることができた試合だったと思う。さぁ怜。ここからだ。剛と柔、両方を持つサムライへ。世界よ、待っていろ。坂本怜なら、できる!」と、熱いエールを送った。
構成●スマッシュ編集部
【画像】坂本をはじめ、全米オープン2026を戦う男子選手たちの厳選フォト!
【関連記事】四大大会本戦初勝利の坂本怜「身体的にもメンタル的にも5セット耐えられた」。7カ月前の敗戦が起点となった“成長幅” <SMASH>
【関連記事】「トップ・オブ・ザ・トップ」松岡修造が坂本怜の全米OP1回戦勝利を大絶賛!「圭との戦いでつかんだ自信」にも着目<SMASH>




