開催中の男子テニスツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(10月7日~18日/中国・上海/ハードコート/ATP1000)で、シングルス初戦敗退を喫した元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア/39歳/現8位)が、試合後のメディア対応で今後のスケジュールについて言及。その中で11月15日に開幕する男子シーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハード/FIN)への出場に意欲を示した。
今季のジョコビッチは2月の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハード/四大大会)で準優勝を飾り、「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/芝コート/四大大会)でもベスト4に進出。さらに先日の「中国オープン」(中国・北京/ハード/ATP500)では、決勝でアレックス・デミノー(オーストラリア/27歳/現9位)の途中棄権により、ツアー通算102勝目を飾った。
しかし第10シードで出場した今大会では、初戦の2回戦(シード勢は1回戦免除)で過去8戦全勝と相性の良かった元6位のフベルト・フルカチュ(ポーランド/同34位)に4-6、3-6のストレート負け。最多4度の優勝を誇る上海での戦いは、早々に終わりを告げた。
敗戦後、ジョコビッチは「北京では素晴らしい1週間を過ごせた。ここでは非常に早い段階で負けてしまったけど、それは仕方のないことだ」とコメント。中国OP決勝からわずか3日後の試合を経て、「これから少し休んで、次の大会に向けて準備を整えたい」と前を向いた。
また、敗因についてはフルカチュの強力なサービスを挙げ、「彼との試合は1セットに1度でもサービスゲームを落とせば、それだけで非常に厳しくなる。今日はまさにそれが起こった」と分析。その上で「彼のサービスにうまく対応できなかったし、そもそも初戦で彼に当たるというのは本当に厳しいドローだった」と振り返った。
その後、今後のスケジュールについて問われると、最多7度の優勝を誇るファイナルズには「出場したいと思っている」と明言。現時点では来月初めに開催される「ロレックス・パリ・マスターズ」(11月2日~8日/フランス・パリ/室内ハード)にのみ参戦予定とし、「そこで良い結果を残せればと思う」と続けた。
周知の通り、ファイナルズは年間成績の上位8名のみが出場できるシーズン最終戦。現状ジョコビッチはレースランキングで2840ポイントの9位につけているが、1位のヤニック・シナー(イタリア/25歳)が右ヒザの負傷によりすでに今季終了を表明しているため、出場の可能性は十分に残されている。
ただし、10位のデミノーとの差はわずか60ポイント。出場権の行方はライバル選手の動向にも左右されるだけに、次戦のパリでどこまで勝ち進めるかが重要になりそうだ。
文●中村光佑
【動画】ジョコビッチが初戦でフルカチュに敗れた「ロレックス上海マスターズ」2回戦ハイライト
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今季のジョコビッチは2月の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハード/四大大会)で準優勝を飾り、「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/芝コート/四大大会)でもベスト4に進出。さらに先日の「中国オープン」(中国・北京/ハード/ATP500)では、決勝でアレックス・デミノー(オーストラリア/27歳/現9位)の途中棄権により、ツアー通算102勝目を飾った。
しかし第10シードで出場した今大会では、初戦の2回戦(シード勢は1回戦免除)で過去8戦全勝と相性の良かった元6位のフベルト・フルカチュ(ポーランド/同34位)に4-6、3-6のストレート負け。最多4度の優勝を誇る上海での戦いは、早々に終わりを告げた。
敗戦後、ジョコビッチは「北京では素晴らしい1週間を過ごせた。ここでは非常に早い段階で負けてしまったけど、それは仕方のないことだ」とコメント。中国OP決勝からわずか3日後の試合を経て、「これから少し休んで、次の大会に向けて準備を整えたい」と前を向いた。
また、敗因についてはフルカチュの強力なサービスを挙げ、「彼との試合は1セットに1度でもサービスゲームを落とせば、それだけで非常に厳しくなる。今日はまさにそれが起こった」と分析。その上で「彼のサービスにうまく対応できなかったし、そもそも初戦で彼に当たるというのは本当に厳しいドローだった」と振り返った。
その後、今後のスケジュールについて問われると、最多7度の優勝を誇るファイナルズには「出場したいと思っている」と明言。現時点では来月初めに開催される「ロレックス・パリ・マスターズ」(11月2日~8日/フランス・パリ/室内ハード)にのみ参戦予定とし、「そこで良い結果を残せればと思う」と続けた。
周知の通り、ファイナルズは年間成績の上位8名のみが出場できるシーズン最終戦。現状ジョコビッチはレースランキングで2840ポイントの9位につけているが、1位のヤニック・シナー(イタリア/25歳)が右ヒザの負傷によりすでに今季終了を表明しているため、出場の可能性は十分に残されている。
ただし、10位のデミノーとの差はわずか60ポイント。出場権の行方はライバル選手の動向にも左右されるだけに、次戦のパリでどこまで勝ち進めるかが重要になりそうだ。
文●中村光佑
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