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海外テニス

年間1位確定のズベレフが生涯グランドスラム達成に意欲!「四大大会全てで優勝するチャンスがある」と自信<SMASH>

中村光佑

2026.10.26

今季は全仏と全米で優勝し、ウインブルドンでも準優勝を果たしたズベレフ。サーフェスを問わず手応えをつかみ、さらなる高みを見据えている。(C)Getty Images

今季は全仏と全米で優勝し、ウインブルドンでも準優勝を果たしたズベレフ。サーフェスを問わず手応えをつかみ、さらなる高みを見据えている。(C)Getty Images

 間もなく本戦が開幕する男子テニスツアー公式戦「エルステ・バンク・オープン」(10月26日~11月1日/オーストリア・ウィーン/室内ハードコート/ATP500)に出場する世界ランキング2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/29歳)が、大会前の記者会見で四大大会全てを制覇する「生涯グランドスラム」への意欲を示した。

 これまで四大大会での優勝には手が届かなかったズベレフだったが、今年6月の「全仏オープン」(フランス・パリ/クレーコート)で悲願の初制覇を達成。さらに9月の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハード)でも頂点に立ち、2度のグランドスラム優勝という飛躍のシーズンを送っている。また、7月の「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/芝コート)でも準優勝を飾った。

 すでに今季を世界1位で終えることが確定しているズベレフは、全仏での初戴冠をこう振り返る。「僕自身にとっても、そして自分のキャリアにおいても本当に重要なものだった。あの優勝で、自分の中にあった多くの問題が解消されたように感じた」
 
 また、昨年まで最高成績が4回戦進出だったウインブルドンでの活躍にも手応えを感じている。「今年は初めて、芝でも戦えると思えるようになった。戦い方を身に付けられたことは、僕にとって非常に大きな成果だった」と語り、「今では自分にも四大大会全てで優勝するチャンスがあると感じている」と自信をのぞかせた。

 その上で今後の目標についても言及。「今年は四大大会で優勝すること、その次は世界1位になることが目標だった。常に新しい目標を設定する必要がある」と述べ、「残る2つの四大大会でも優勝する機会が訪れることを願っている。それが実現すれば、僕にとって特別なことになる」と、生涯グランドスラム達成への思いを明かした。

 今大会に第1シードで参戦するズベレフは、ベスト8に進出すれば大会後に更新される世界ランキングで初の1位に浮上する。1回戦では本戦ワイルドカード(主催者推薦)で出場する20歳の新鋭マルティン・ランダルーセ(スペイン/現67位)と対戦する予定だ。

文●中村光佑

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